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プロレスから学ぶ、人間関係

(※最初に申し上げますが、ここでいう「プロレス」とは単に競技のうちのひとつという意味であり、「八百長」や「出来レース」を意味するコトでは無いというコトを御了承ください。)


 以前にも少し触れたりキャスで話したりしていますが、同じ方向性で一緒だったハズの人たちが些細なズレを期に亀裂が生じて絶縁状態になってしまうコトがあります。 そしてその影響を受け、私がTwitterでブロックをされたりキャスのリスナーが減ったりもしています。

(※ここまで書けば “何のコト” についての話なのか分かると思います)

 それについて私もイロイロ悩んだり憤ったり、鬱が再発したりしていましたが、昨日YouTubeでプロレスの試合を観ながらそのコトを考えていたら、ふと気づいたのです。

「そっか! プロレスに置き換えればイイんだ!!」

 対立してるどちらかを応援してどちらかをけなす状態って、「新日本プロレス(新日)派」のファンと「全日本プロレス(全日)派」のファンが言い争う構図と一緒なんだと。 猪木さん率いる新日の過激なプロレスが好きな人もいれば、馬場さん率いる全日のスケールの大きなプロレスが好きな人もいる。 そして議論になれば自分が応援してる団体がイチバンだと主張し相手団体を貶す。 でも、それを俯瞰で見てみたらどちらも「プロレス」なんだよね。 スタイルの違いもあるしルールの違い(フェンスアウトで試合が終わるのが新日、場外カウントが10なのが全日)もあるけど、やってる競技は一緒なワケだ。
 意見は違えど同じプロレスファンなら、仲よくすりゃエエやん! と。 だってプロレスファンなんて世間から見ればマイノリティの中のマイノリティなのだから、そんな小さな器の中で争いを起こしてもしょうがないじゃない。

 こう思えるようになって気持ちがラクになりました。 言い争いたい気持ちを分からなくはないけど、とりあえず私は新日も全日も好きだし何ならアメリカのWWEも好きなので、SNS界隈でもその気持ちを忘れないようにしようと思います。

 そして、この記事を書くキッカケになった “あの件” ですが、プロレスの歴史でいうと、

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「前田日明、長州力顔面襲撃事件」みたいなものだろうと。 1987年のこの事件で長州は眼窩底骨折。 前田は猪木社長の「プロレス道にもとる」という(意味がよーわからん)言葉で新日を解雇となりました。 しかし時が流れて二人が絶縁のままかといえば、

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 10年後には握手して対談して和解。 そして事件から30年以上経った今では、

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 TV番組で「たたいてかぶってじゃんけんぽん」をするまでになっていますw

 プロレス業界を語る言葉で ”Never Say Never” というものが有りますが、人間関係なんてそーいうもの。 先に何が有るか分からないのです。
 だからあまり深く考えず、“プロレス” という競技を楽しもうと思います。 私は新日ファンでも全日ファンでもWWEファンでもなく、プロレスファンなのです♬





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金城ガンヂ
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