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「パンケーキ」の次に食べたいものは・・・


 菅義偉総理が次の自民党総裁選に不出馬を表明し、総理大臣が変わるコトになりましたね。

 菅総理といえば、就任当初はパンケーキ好きで売り出していました(実際は大福の方が好きらしい ※プチ鹿島氏 談)が、せっかくなんで今後の政局をスイーツに例えて考えてみたりしたりして。



あべてぃら

 7年8カ月もの間続いた第二次政権の安倍総理はティラミスみたいなもんかなぁと。 民主党から政権を奪い取って「アベノミクス」なる聞き慣れない単語で市民の関心を誘い、気がつけばコンビニでも買えるほどの定番スイーツになりました。
 ただ、アベノミクスの物珍しさにも慣れ、最初は美味しく食べていた市民も飽きが来はじめて、ティラミスも段々と作りが粗悪になり、最後には原料のマスカルポーネチーズが腐ったティラミスでお腹が痛くなって辞任しちゃいました。


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 長年食べ続けたティラミス安倍が辞任し、自民党は「ティラミスより昔から市民に親しまれているスイーツを」と考えて次に推したのが、パンケーキ菅でした。 パンケーキなら若者にも人気で食事代わりにもなるからイケると思ったのでしょう。
 その売り文句に釣られて最初は朝食にパンケーキを食べて意識高い系になったつもりでいた市民も、朝からこんな甘ったるくて重いもの食ってられないコトを早々に気づき、そのうちに砂糖と塩を間違えて使ったパンケーキや水の割合が少なすぎてパッサパサなパンケーキ、生クリームかと思ったらシェービングフォームが乗っかったパンケーキなどメチャクチャなものが出てきて、当然市民は「こんなもん食えるかぁ!」となり1年で辞任となったワケです。


 ところで皆様、8年以上にわたり濃いスイーツばかり食わされて、胃もたれしていませんか? たまにはサッパリしたもの食べたくありませんか?

 そんなタイミングで顔を出してきたのが、コレ。

きしなた

 ナタデココ岸田です。 単品ではほとんど味がしないけど何かしら味つけしたらとりあえず美味しい。 良く分からないけどヘルシーっぽいし、濃いスイーツが続いて胃もたれしたカラダには丁度いいかなぁ、って。

 私は次の衆院選、野党にとってみれば岸田氏が総裁になったら最もイヤだろうなぁと思うのです。 再び濃いスイーツが出てくれば「市民は胃もたれしてるんだぞー!」って言って反撃することもできるでしょうが、ナタデココ岸田は特に長所はないけど短所もあまり見つからない。 攻めどころをあぐねたまま盛り上がりに欠けたまま選挙戦が進み、低い投票率自民単独過半数も可能ではないか、と。

 というか、旧来の自民党は市民の嗜好を把握し、コッテリな人のあとにはアッサリな人を出してバランスを取る、その幅の広さが一党長期政権を続けて来れた要因だったのです。

うのかい

 宇野宗佑の後任に海部俊樹を就けたり、

はしおぶ

 橋本龍太郎の後任に小渕恵三を就けたりね。

 問題は、現在の自民党が市民の胃もたれに気づいているかどうか。 これまで「ティラミス→パンケーキ」と味が濃いスイーツが続いている中で「やっぱりスイーツは甘くて見た目が派手なものじゃなきゃ!」勘違いしていたら、野党もツッコミどころが見つかるのでまだ闘いやすく、投票率も上がり野党にチャンスが巡ってくると思うのです。

 ところが第二次安倍 “ティラミス” 政権成功体験から抜けられない現在の自民党は、コッテリ・・・ という言葉では片付けられないようなモノを次々出してくるようです。


いしぱい

 パンプキンパイ石破は、ハロウィンぴったりの時期に出してくれたら美味しくいただけるのですが、出るのはいつも季節外れ。 40℃近い猛暑だったり、バレンタインデーだったり、桜満開のだったり。 季節さえ合えばなぁ~~・・・


たかうぇ

 高市早苗先生は女性初の総裁を目指す、豪華なウェディングケーキ。 見た目は派手ですが食べられるのはケーキカットの時に新郎新婦がナイフを入れる一部分だけで残りは発泡スチロール。 「食べ物」というより「飾り物」とカテゴライズした方が良いものです。


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 そして皆様ご存知、オムレツ太郎。 もはやデザートではなくなりましたが、こればっかりは本人自らが擬態化しちゃってるので仕方ない。 ただパンケーキが食事代わりになるなら、いっそのこと食事そのものを出しちゃえ! と自民党が考えても不思議ではありません。
 (写真を見る限りひとつも美味しそうに見えませんが)香りはイイ感じです。 ところが使われてるのがバターではなくマーガリンでビックリ! 太郎に何度も「これ、バターじゃなくてマーガリン使ってるだろぉ!」とクレーム入れても、

「次の方どうぞ」「次の方どうぞ」

 と一切無視! 挙句の果てには「出入り禁止」ブロックされてしまう始末。 どうやらマーガリンをバターだと勘違いしてお子様ランチばりに日の丸の旗が立ってるのを大喜びしてくれる人しか食べられないようです。


 こんな状況下なので野党にとっては千載一遇のチャンス! のハズなのですが、肝心の野党第一党のトップが、

えだどら

 クリームどら焼き枝野という、和菓子なのか洋菓子なのかハッキリしない人なのですよね。 せっかく共産党の、

しいあか

 赤福の志位「和菓子同士、共に闘おう!」と歩み寄ってきても「私は生クリーム入りだもん!」と洋菓子に寄ってっちゃうのよね。 洋菓子続きで飽きがきて和菓子を求めている市民が一定数いるのだから、ブレずにどら焼き道を貫けばイイのにね。 どーしてそれに気づかないのか・・・


 以上、独断と偏見でスイーツ(一部オムレツ)に例えてみました。 週明け月曜となる明日から政局の動きは激しくなってくるので、一体どのスイーツが選ばれるのでしょうか? 大映ドラマでも視る感じで見て行こうと思います。


 ただ、彼らは気づいているのでしょうか。
 肝心の市場が新型コロナでそれどころじゃなく、望んでいるのは美味しいスイーツではなく新型コロナ対策と補償なんだけど、ね・・・




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金城ガンヂ
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