【自民に入れるな!】#7 選挙に行こう! 話はそれからだ
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さぁ、いよいよ明日が投開票日です。
これまで【自民に入れるな!】と題して連載をしてきました。 なので私の意見もそれに尽きるのですが、この言葉の裏には、
【自民に入れなきゃ何処でもイイ!】
という意味でも有ります。
そんなコト書くと、
などのツッコミが方々から飛んできそうですが、、、 ハイ、構いません。
訴えたいコトはシンプルにひとつだけ。 それ以上加えるとややこしくなるダケなので、私から言えるのは【自民に入れるな!】だけ。 アトは皆様が好きな政党に入れていただければ良いかと。
私は確かに「左派リベラル寄り」な人間で、更に詳しく言えば「社会民主主義」が理想だと思っている人間です。 なので自民が大敗したり下野したりしたら喜ぶのは間違いありませんが、だからといって例え左派リベラル系が政権を獲ったとして、それを積極的に支持擁護するかといったら、そんなコトは絶対ありません。
私は「権力に対するカウンターパート」でいたいと思っていますし、その立場で取材執筆していくと決めています。 どの政党が政権を獲ろうとも政権運営をチェックし、不正、ごまかし、堕落、腐敗が有ったらそれを批判する人間でいたいと考えているのです。
だから、例えば今回自公で過半数を取れずに別の政党と組まないとイケなくなって、維新や国民民主やポン守(日本保守党)が与党入りしたとしても、これまで長年に渡り権力を握ってきた自民に市民の鉄槌が下るなら万々歳だし、逆に立憲を中心とした政権が出来たとしても厳しい目で見ていきます。
それよりも何よりも、最も大切なコトは、みんながみんな選挙に行ってくれるコト!! 投票率がもっともっと上がらないといけません。
「投票率が上がれば野党が有利になる」という見方が一般的ですが、一部有識者からは「投票率が上がって有利になるのは、与党だ」という意見もあります。
そのこころは、野党の支持層は組合などが中心でそういった人たちは既に投票に行っている一方、投票率が低い若者世代は明らかに与党支持なので彼らが投票に行けば与党に追い風になる、というコトのようです。
そのどちらが正しいかは私には分からない、というか、私にはどーでもよくて、政治に興味がない人がなんとなく投票に行って、結果として先述の有識者の説の通りに与党に票が集まったとしても、それはそれで構わなくて。
大切なのは、より多くの有権者が投票によって意思を示すというコト以外にありません。
かつて、森喜朗氏が首相在任時、
と発言して大炎上したコトが有りました。 この言葉は今でも語り継がれる大失言であり、絶対に許せない発言です。
ならば、与党支持者はもちろん野党支持者も勝敗だけを見て「投票率が低ければイイなぁ・・・」などと言ってはイケないのではないでしょうか。
もし選挙に興味のない有権者がポピュリストの扇動に煽られて軽はずみに投票し、その結果世の中がもっと堕落したとしても投票率が高いというコトが大事で、それを受け入れなければなりません。
この連載で何度も書いてきましたが、選挙で問われているのは政治家より「投票」というサーブ権を持っている有権者の「責任」と「覚悟」であり、民主主義を貫くためには「トライ&エラー」を繰り返して、有権者としての意識を高めなければなりません。
一回の投票で世の中は変わりません。 民主主義は時間がかかります。 それでも今、私たちが手にしている「主権」を持ち続けるためには必要な “修行” なのだと、私は思っています。
なので、これまでの連載をちゃぶ台返しするようなコトを言って申し訳ないですが、何処に入れてもイイので、とにかく選挙に行きましょう!! あーだこーだ言うのは、そのアトです。
以上で、「選挙系フリーライター」を名乗りながら、個人的な事情(引っ越しなど)で全く取材が出来なかった私が、取材代わりに書き連ねた連載を終わります。 ご覧いただき有難う御座いました。