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今日は記憶と勉強のお話
私は、勉強嫌いですが、本はスキ(笑)

本を読んでも内容が頭に残らない、という方は意外に多いようです
勉強となると、長期的に記憶に残すことが大事
さらに、覚えるだけでなく、活用できるようになるには?

私も自然に、こんなことしているなぁ、と
共感する記事があったのでシェアしてみます



科学的に証明された最強記憶術

『科学的根拠に基づく最高の勉強法』
安川康介 (著)

著者自身が本の一部を抜粋した記事です


インプットだけではダメ

同じ本を何度も読む
繰り返し読むことで、頭に知識が定着するのでは?
と期待してしまいますが、
実は、2回読んだくらいでは、記憶に残らないそうです

「流暢性の錯覚」と呼ばれる心理現象
2回目以降の読書では本の内容に慣れているため、
理解を深めたり記憶を強めたりする脳の情報処理が
行われにくくなると考えられています。

念のために言っておくと、再読に学習効果が全くないわけではありません。
ただ漫然と再読すると、労多くして実りの少ない、
効率の悪い勉強法になってしまうのです。

再読(何度も読む)は、多少意味はあるけど、効果が低い
頑張ったわりには、残念な結果、ということですね


本の中で大事な箇所にマーカーやアンダーラインを引いたり、
本の重要な部分をノートに書き写したりしても、学習効果が上がらない
「勉強した気になっているだけ」ということもあるので注意が必要です。

自分用のノートをつくるのに時間をかける人もいますが、
これも効果が低い… と
では、どうすればいいんでしょうか?


繰り返しアウトプットすることが大事

読む、インプットに力を入れるのではなく、
思い出す、アウトプットの方が大事、ということ

勉強で覚えた内容を自分から、能動的に思い出すことを、
専門的には「アクティブリコール」と呼びます

情報は脳にインプットするだけでなく、
インプットした情報を脳からアウトプットすることで、
記憶に定着しやすくなることがわかっています。
情報を思い出す(使う)ことにより 「この情報は重要」 と脳に認識させるイメージです。

昨日知ったことを、今日思い出す
さっきやったばかりのことを、テキストを見ないで思い出す
そんなことの繰り返しです


白紙に書き出す

教科書よりも、綺麗にまとめたノートよりも、蛍光ペンよりも、
勉強に役立つ道具は、「真っ白な1枚の紙」

何を言っているのかと思われるかもしれません。
しかし、何も書かれていない紙こそ、最高の勉強道具だということは、
科学的にも証明されているのです。

何もない白紙の紙に書き出すのは、脳に負荷がかかる
だから、学習効果が高い

ちょっとストイックな感じもしますが、確かに! と思います


誰かに教えるつもりでイメージする

一人で書き出す、つぶやく、の他に
誰かに教える、という方が脳に定着しやすい

ラーニングピラミッドというのがありますが(ググると出てきます)
一番、学習効果が高いのが 「教える」 なんです

私は、読書の目標として、セミナーを開くことをオススメしています
仲間内のプチ勉強会でもOK

人前で話すことを想定するだけで、
記憶力と理解力が各段に上がることは、私も実感しています


自分が覚えたことを誰かに教えたり、教えようとしたりすることも「プロテジェ効果」と呼ばれ、脳内の情報整理につながり、記憶の定着を促すことが、研究で確かめられています。

興味深いことに、実際に誰かに教えなくても、「誰かに教えること」を前提に勉強すれば、学習効果がアップするという研究報告もあります。

学校から帰ってきた子どもに、「今日はどんな勉強をしたの?」
と質問してアクティブリコールさせることは、
子どもにとって効果的な復習方法だと言えるでしょう。

思い出せなくても大丈夫!

最後に、一言

勉強中は白紙に向かっても思い出せずに、
「覚えられない」と自信を失ってしまうかもしれません。

ただ、一喜一憂する必要はありません。
大事なのは、試験などの本番で効果を実感できること。
本当に学習効果の高い勉強法をぜひ実践してください。

覚えてなかったら、また読んで、
「あぁ、そうだった!」と思い出すのもアリです

「あぁ~」 という感情の動きが
さらに深く記憶に刻み込んでくれます


そんな感じで、
ブツブツつぶやきながら、
白紙に書き出して、
セミナーいつやろうかな?
と妄想する
だけで、勉強効果を最大化できますよ~!




この記事を書いたのは、

収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
https://mousoubiz.com/
https://twitter.com/mousoubiz


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