見出し画像

仕事がデキる人の、タスク分解 ~新人教育係の場合~

仕事がデキる人から、学ぶことは多い。

中尾さんのお友達Aさんの事例が、とてもよかったのでご紹介ます


仕事の全体像を捉える「業務リスト」

Aさんは新人教育係を担当しています。

新人がやるべき仕事は何なのか?
新人に教えること=「業務リスト」を一覧にしてみる、という提案です。

「業務リスト」は、仕事の全体像です。
これだけやれば一人前、というゴールが見えると、やる気が出ますね!

さらに、

「それくらいなら半日あれば出来ますね。」

さすが、デキる人は早い。半日でできることを、今までなんでやらなかったんだろう。と反省までしています。ここまで、考えられるのは、凄い!

「業務リスト」に難易度をつけて、数値化する

同時に「業務リスト」のそれぞれに、難易度、レベルを書き加えることを提案。

5段階レベルでもいいし、1回にかかる時間でもいい。
「業務リスト」を項目と数値で表現する。
作業時間を見積もるヒントがあると「業務リスト」が立体的に見えてきます。

「業務リスト」を一緒に見ながら、現在位置を把握する

仕事の全体像を表現した「業務リスト」を一緒に見ながら、教えられる新人くんは、今やっている仕事の位置づけがわかるので、やる気が増す。

現在位置と目指す状態を共有すると、
仕事への動機付けが強化され、ミスも減りそうです。

一緒に達成感を味わう

仕事が一区切りついたところで、振り返りするときも「業務リスト」が役に立ちます。

ここまで出来た。
次は、これに取り組もう。
全体の●●%くらい身に付いたかな。

などと一緒に達成感を味わえる。
仕事全体を俯瞰して見ることができます。


  • 全体像を捉える

  • 数値化する

  • 現在位置を把握する

  • 一緒に達成感を味わう

これらは、仕事がデキる人のパターンです。


「業務リスト」はタスク分解の結果。
ベテラン社員は頭の中でチャチャッとデキるかもしれませんが、新人君には難しい。難易度の高い仕事なのです。

ベテラン社員のタスク分解を間近で見ることで、新人君の進化が加速するかもしれませんね。



この記事を書いたのは、
もうそうビズ企画 代表 川原茂樹
https://mousoubiz.com/
https://twitter.com/mousoubiz


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?