「どう生きるかつらかったときの話をしよう」野口聡一(著) ~大きな達成感の後の喪失感との付き合い方~
今日は、宇宙飛行士、野口さんの著書をご紹介します。
近所の本屋さんでは、ランキングNo.1で、目立つところにたくさん並んでました。
ちょっと意味深なタイトル、重たいテーマですが、
こういう本が読まれるって、、、時代を感じますね
華々しい成果を持つ野口さんですが、
10年間も「自分は必要とされていないのでは?」と悩んでいたそうです。
なんで~???
と思いながら、読み進めて行くと、、、
埋められない喪失感は、他者の価値軸への依存が原因
宇宙に3度も行った野口さんが、10年くらい落ち込んでいたとは、超意外!
宇宙ミッションの大仕事を終えた後の喪失感、燃え尽き症候群
輝かしい成果、経験からの落差
1回目の宇宙ミッション後、「人生観が変わったか?」などとたびたび聞かれ、
相手に合わせて適当な答えしかできない。
自分の未熟さを感じていたそうです
大仕事の直後、自分の内面に大きな変化を感じにくいのも事実
成果を自分なりに消化するには、時間がかかる
自分と向き合うことで、意味づけされ、価値が熟成されていくもの
また、大きな成果の後には反動が来る、
「自分はもう必要とされていないのでは」 という喪失感
他者の期待に応える
責任感の強い真面目な人が陥りやすい罠
相手の期待に沿うのは、いいことだけど、
それだけでは、本当の充実感は得られない。
アスリートや、定年退職を迎える50~60代の人もなりやすい
私も、50過ぎの頃、これ以上の成果や成長は期待しにくいなぁと、行き詰まり感を感じていました。人生後半の普通にある悩みなのかも、、、
自分の価値や方向性は、自分で決めるしかない
外に価値軸を求めても、納得感は高まらない
自分らしさ、自分のアイデンティティーを求める旅
自分としっかり向き合う
自分の心の中は、宇宙よりも遠い
自分は何者なのか、
何のために生きているのか、
自分はどこに向かって歩いていきたいのか、
後悔のない人生とは、、、
自分の感情にも素直になる
心も体も、コンディションがいいときも、そうでないときも、ある
いつも、いい状態でいられるわけがない、
装うのはほとほどにw
他者の価値軸に乗っかる相対評価から、自分の軸で語る絶対評価へ
他者の期待に応えることが第一になったり、
他人に振り回されるのではなく、
自分でコントロールする
ただ好きで没頭する、
やり続ける
自分軸、アイデンティティとは
アイデンティティとは、
自分は自分、他とは異なる
自分は、個性を持つ一人の人間
という認識である
後悔なく生きるために大切なこと
①自分の価値と存在意義を自分で決める
自分は、
何が「好き」か、
何が「できる」か、
何を「大事にしている」か
自分自身が納得できるものを見つめ直す
②自分の棚卸しをして、最後に残るものを見極める
これまでの経験、事実、考えたこと、感じたことから、
他者から与えられたものが失われた後に残るもの
絶対譲れないこだわり
自分自身の本当の想い
丸裸になった自分
棚卸しをすることは、自分の弱さを受け入れることでもある
弱さを認めた上で、それでも譲れないもの
支えたいと思う相手
それは何か?
1つ1つ丁寧に言語化してみる
③これまでの選択、人生に意味づけする
自分の唯一無二の経験、プロセスの中で考えたこと、感じたこと、
学び、成長、達成感
他者の期待ではなく、自分の価値軸で意味づけする
自分の価値と社会的価値を重ね合わせる、
自分自身の成長、社会課題の解決、貢献
自信と納得感が高まる
やりがい、人生の充実度が高まる!
「幸せの答え」は自分の心の中にある
生きづらさを感じるとしたら、
それは、矛盾、忖度など、自分の本音とは違うことをしている、という証拠
生きづらさと向き合う → 自分らしさを見つける
イヤなことを、1つずつ手放す
リスクを覚悟してチャレンジしてみる
行動することで見えてくるものがある
マズローの5段階欲求説から
マズローの5段階欲求説から、人生のミッションを考える
欠乏欲求(第1~4段階)と、自己実現(第5段階)
「自己実現」とは、
ウソ偽りのない、ありのままの自分として可能性を最大限に発揮すること
自分の内側から湧き出る欲求・パッションに素直に従って生きること
最高に平穏な状態になる
自分らしく生きる
ということ。
素直に、
自然体で、
事実を受け止め、
課題にフォーカスし、
深い対人関係と、揺るがない価値軸・哲学を大切にしながら、
創造性を発揮しながら、チャレンジしていく
夢見る大人
自分のビジョンと社会が共鳴するとき
夢を見るときこそ、
最高に、自分らしさを発揮している。
社会とつながっている、
もっと言えば、
宇宙とつながっている感覚
自然原理が私の基軸なので、この感覚を大切にしているなぁ
自分らしく、夢を語っている大人は、
何歳になっても、カッコいいなと思います
素直に、想いのままに、チャレンジを続ける
そんな感じで、これからも生きていきます
参考 公式note
この記事を書いたのは、
収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
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