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困った! わからない! と言える空気 ~組織の風通しの良さとは?~

日本人は真面目な人が多くて、
仕事を一人で抱え込む傾向が強い

困ったときに、「困ってます!」と意思表示できることが
結局周りの助けになることもある

今日はそんなお話です



困ってます!と言えない空気

困ったときに、「私、困ってます!」と言えない空気があります
「そのくらい、一人でなんとかしてよ!」
という無言のプレッシャー (多くの場合、思い込みなんですけど)

責任感があると言えば、聞こえはいいのですが、
実は、出来ない自分を認めたくない、ダメな人と思われたくない、
という、変なプライドがハードルになっていることも多々あります

仕事全体の流れを止めてしまうような、お困りごとは
早く回りに知らせた方がいい

自分のプライドより、
全体の流れを止めない、全体最適の視点を持ちたいもの


小さな違和感を素直に言える空気

普段から、小さな違和感を素直に言える空気だったら、どんなに楽か…

「ちょっとコレ気になるんですけど」
「ホントに、このまま進んで大丈夫なんですかね?」

と気づきを共有する

代替案や対策が見えていなくても、
気づきだけを周りに話すのが、ふつうの空気だったら…

小さな違和感は、大きな問題の芽かも
それは、早期に問題解決できる、ヒントかもしれません


情報共有、報連相とは言うものの…

自分の仕事と
仲間の仕事

密接に連携していると、自分の仕事の範囲が、よくわからなくなる

気づきを共有することが、
周りへの批判として捉えられないか?

そんな不安もあるかもしれませんね

何か悪い情報を共有するときは、周囲の目が気になる
自分の正当性を守りたい気持ちと
周りへの批判にならない配慮

そうこうしているうちに、情報共有のタイミングを失ってしまいます


周りに助けを求める勇気

自分が困っているときは、
素直に助けを求めていい!


良い悪いではなく、
事実を素直に共有する

「ここまでやった、ここまではOK」
「ここから、わからない、うまくいかない…」

  • これまでやったこと、

  • 今やろうとしていること(方針、具体策)

  • 今困っていること(着眼点、問題点)

状況をシェアできると、少し気持ちが楽になります
一人じゃないんだ、と


一旦受け止める勇気

このときの周りの反応が、場の空気をつくる

「で? どうするの?」
と丸ごと返してしまうと、会話が続かない

「なるほど、そんなことになってるの… ちょっと大変だね」
と一旦受け止めると、次につながる

困っていることに共感しなくてもいいけど
一旦受け止める勇気が大事
批判せず、状況を眺める
できれば、第三者として冷静に受け止める


一緒に、なんとかするのが当たり前!

一人が困って、止まってしまったら、
結局、みんなが困ることになる

ここに想像力を働かせれば、
他人のお困りごとも、みんなの、そして自分のお困りごとにできる

3人集まると、だいたいの問題解決の糸口は見つかります
違う視点で、違う思考をするから、からまった糸がほどける
そんなもんです

会社は基本的に、チームプレイですから、
困っているときは、お互い様
みんなで、なんとかしましょ!

というのが普通になると、いいな、と思います


その第一歩が、上司の受け止める勇気
「なるほど、そんなことになってるのか」
と冷静に受け止めることができれば、問題解決は早い


解決策がないのではなく、
素直に言える空気がない
そこさえ超えられれば、みんな楽になれるんですよね~ ^^)




この記事を書いたのは、

収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
https://mousoubiz.com/
https://twitter.com/mousoubiz


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