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セミナー開催する! その 「目的」 は?

今日のクライアントさんのご相談から、、、
「セミナーの資料作成やらなきゃと思いながら… 時間がないんです…」
というお悩み

何かズレているな、と思う
あるあるシーンです



その目的は明確ですか?

私 「そもそも、何のためにセミナー開催するか、目的は明確でしょうか?」
クライアント様 「え? 目的ですか?? 集客ですね。契約できれば、最高w…」

新サービスの集客目的で、セミナー開催する、、、
集客と契約は、目標の1つではあるけど、
それは、本当に目的なんでしょうか?? (私の視点)

私 「他に、ありませんか?」
クライアント様 「活用シーンがわかるように、具体例を示そうと思ってます!」

あ~、どんどん 「手段」 に思考が引っ張られている…
提案したい気持ちが先走って、
相手の気持ちを忘れてしまっているケースです

全然悪気はなく、とってもいい内容なのですが、
このままでは、せっかくのいい内容が伝わらないのでは?
と思って、質問を続けます

参加者の頭の中をイメージしてみる


私 「参加者は、どんなことを期待して、参加していると思いますか?」
クライアント様 「売上アップですかね」

私 「提案しようと思っている活用シーンは、参加者の期待と合ってますか?」
クライアント様 「もちろん、売上アップに貢献できるはずです!」

私 「参加者が欲しい○○と、提案しようと思っている□□って、参加者の頭の中でつながるんですかね?」
クライアント様 「あっ、そこはつなってないかも!?」 「そこからかぁ~」

と気づいた様子

セミナー開催側は、先の先まで考えているので、
一般的な参加者のレベルを忘れがち

「このくらい説明すれば、伝わるだろう」 「わかって当然」
と思いがちですが、そう簡単ではない


目的と手段は、つながっていますか?

セミナーの目的は、参加者が気づいてない 「盲点」 に気づいてもらうこと
だったりします

参加者が当たり前と思っていることと、
未知の領域のギャップ
その境界線が、どのあたりにあるか?
そんなことを意識しながら、全体の流れを設計する


  1. 今の延長線上には、明るい未来がないこと(既存アプローチの限界)

  2. 今までとは違う、新たなアプローチがある、ということ(新たな選択肢)

  3. 実際にやれば、できそうなこと(事例紹介)

参加者の視点で一つずつ、視座を上げていけるように、導く

  • 盲点に気づく

  • 理想へのステップを知る

  • やれば、できそう!と思う

こんな感じで、参加者の気持ちの変化をデザインした上で、
そうなるように、説明のストーリーを組み立てていけば、
ササっと資料をつくれるのでは?

と、


解決の糸口が見えるまで、10分でした ^^)/



私は何が正解か、正直わかりませんでしたが、
たぶん、何かがズレている、と思って質問していった結果、
クライアントさん自身が、自分の想い込み(盲点)に気づいた感じです


一人では気づかないことも、
誰かと話しているうちに、ふと気づくことがある

自分の視点と相手の視点を行き来しながら、イメージを合わせていく
今何について考えるべきか、「問い」を具体化していく

「そんなこと、考えもしなかったなぁ…」 と言われると、
素直に嬉しいです ^^)





この記事を書いたのは、

収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
https://mousoubiz.com/
https://twitter.com/mousoubiz


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