見出し画像

ニッチ分野で世界一!? 売れるかどうかは、●●で決まる!

私は技術の世界が長いのですが、
どの分野でも、細かく分けていくと、
あなたの商品・サービスは「世界一!」だったりします。

でも、「売れているか?」 と聞くと、微妙…

今日は、そんなときに、突破口を見つけるお話です。

うちの商品・サービスは世界一なんだよ! という社長さん

技術の世界で、よくある話

「うちの製品、○○では、どこにも負けません」
「他社はまだどこもやっていない。たぶん世界一ですよ!」

なんて自慢する社長

「それ売れてます?」と私が聞くと
「いや~、なかなか理解してくれるお客さんが少なくて。。。」と社長

何が問題でしょうか?

  • お客さんの理解力不足?

  • お客さんへの説明不足?

それとも…


実際に使ってくれたお客さんは3人(社)以上いますか?

ビジネスがうまくいくかどうかは、お客さんで決まります。

  • それを欲しがるお客さんがいる

  • そのお客さんと会って、商談ができる

お客さんがいなければ、ビジネスにならない。
お客さんがいれば、ビジネスになる(可能性が高い)
これが、ビジネスの基本です。


お客さんとは、お金を払ってでも、欲しがる人(会社)です。
「いいね!」「凄いね!」だけでは、ビジネスになりません。

実際にお金を払って、使ってくれた人(会社)がお客さん

あなたの新商品・新サービスを、3人(社)以上使ってくれたら、ニーズがあると考えていいでしょう。ずっと0人なら、ニーズが無いのかも??

最初の1人(社)が難しいのですが。
さらに、3人(社)以上がお金を払ってくれる

そこまでは、ガムシャラに色んなことをやるしかないです。


お客さんが泣いて喜ぶ姿をイメージしていますか?

例えばドリルの歯を売る場合

うちの製品は、
直径が○○mmで、世界最小!
固さが○○で、世界最強!
高速回転に耐えられて毎分○○○でも、大丈夫!

これはスペック競争というやつ。
専門家にはその凄さがわかるのかもしれませんが、
素人、つまり、お客さんにはわからないことが多い。

技術の世界でも、よくある話。
お客さんもスペックに関して、そんなに詳しいわけではない。

お客さんが理解してくれない、と嘆くのは
この視点のズレだったりします。

お客さんは、それを使って、何ができるか? に興味があります。
つまり、そのドリルの歯を使うと、今までできなかった○○ができるようになる。
そうすると、今までつくれなかった○○がつくれて、爆発的に売れる!

お客さんはドリルの歯を使って、他ではできないものを作りたい。
それだけです。

「お客さんが泣いて喜ぶ姿をイメージしていますか?」 と聞くと
「いや~、ドリルの歯じゃ、泣いて喜ばないでしょ」 と言う社長
それじゃ、売れないですよね。

もし、お客さんが0人の状態なら、妄想するしかない。
お客さんが泣いて喜ぶ姿を、全力で妄想してください!
それができれば、次のステップへ行けますw


お客さんは、何に喜んでいるのでしょうか?

お客さんは、直径○○mmのサイズに喜んでいるわけではないのです。
実際に買ってくれたお客さんにインタビューしてみましょう!

  • どんな使い方をしているの?

  • 他社のは試してみた?

  • うちのは、どう違う?

  • うちの製品じゃないとできないことは?

  • それで、御社の製品はどう変わった?

  • 御社の製品、どのくらい売れてます?

相手がどんな風に使って、どんな風に喜んでいるか、聞いてみないとわからないことも多いです。いまさら?と思うかもしれませんが、そういうことを自然に聞けるのが、いいお客さんです。


  1. 実際にお金を払って、使ってくれるお客さんがいる

  2. お客さんが泣いて喜ぶ姿をイメージしている

  3. お客さんが喜ぶ理由を具体的に説明できる

話を聞きに行ける「お客さん」がいれば、それもあなたの強みです!
ぜひ、あなたのお客さんを観察、インタビューしてみてください。



こちらも参考になれば嬉しいです



この記事を書いたのは、
もうそうビズ企画 代表 川原茂樹
https://mousoubiz.com/
https://twitter.com/mousoubiz


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?