先に生まれたから偉いとか関係ない
みなさんは「年上は敬いましょう」という考えについてどう思いますか?
僕は、この考え方に違和感を感じます。
生まれた日数やそこに在籍する日数で階級が分かれるっておかしいんじゃないかと僕は思います。
もちろん、年上の人全員を敬わなくていいとは思ってないです。
実際にすごい人や尊敬できる人もいます。
ただ、自分が尊敬できない人や人間的に魅力がない人を無理に敬う必要はないと思います。
だから、自分が「こんな大人になりたい」とか「カッコいい」って思える人を敬えばいいと僕は思います。
なので、カッコいいなと思う人が自分の年下であっても敬っていいと思います。
では、なぜこの「年上は敬いましょう」文化が日本には染み付いているのでしょうか。
それは、義務教育の中学校によるものだと僕は思います。
中学に入ると小学生までは、ただの年上の友達だった人が急に先輩⇄後輩といった関係になります。
そして、部活動に入ると、その上下関係はさらに厳しくなります。
年上の言うことが絶対、言うことを聞かない奴は罰を与えるっといった考え方を自然と叩き込まれます。
歳が一つ違うだけで、絶対に逆らってはいけない。
この中学校の部活動によって「年上は敬いましょう」文化が日本には染み付いているのだと僕は思います。
まぁ、昔はこの方法でよかったかもしれません。
だってインターネットがない時代は、情報を取得する方法が年上の人から教えてもらうぐらいしかなかったからです。年上の人の言うことを聞いて、先輩に気に入ってもらって自分の知らない情報を聞く。これが一般的な手段でした。
そういった情報を取得する方法が限られた時代なら、年上の人を無条件で敬って情報を教えてもらうことはありだとは思います。
しかし、今はインターネットがあります。
自分で調べればある程度のことを知ることができます。
もちろん、全ての情報が正しいわけではないですが、昔に比べて遥かに取得できる情報の量は増えました。
だから、昔のように、無理やり年上の人を敬って情報を得る必要はないと僕は思います。
そのため、今後は、「自分がそのことについてもっと知りたい、でもネットの情報だけでは不十分だなぁ」って時に、
年上の人を敬ってその情報について聞くことがいいと思います。
また、経験のある人から直接聞く情報は、ネットのものと比べても、何倍も濃くて価値のあるものだと僕は思います。
だから、自分が「かっこいい」とか「この人からこの情報について知りたい」と思った人を敬うべきだと僕は思います。
また、今回のように今まで当たり前のように感じている文化とか思想を一度疑ってみると面白い視点に気づくことができると思います。
結構、当たり前に思っていたことが、正しくないかも⁉︎って思うことがあります。
それを自分で発見したりするのって結構大変ですけど、達成感があって僕は楽しいと感じます。
自分で納得するまで考えて、この「考え方は正しい」と思うならそれを信じればいいです。
でも、「よくよく考えたらこれっておかしくね」って思う考え方や文化は信じなくていいと僕は思います。
そして、馬鹿正直に、周りの言っていることだけを信じて生きると自分がしんどくなりますよってことを僕は伝えたいです。
今回は以上です。
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