まよう、まどう、まがう?;R3-6-29, Tue. KRN
6月もあとわずか、どんよりとした空の下。朝から身体も動きが鈍い。無意識に流れるような動作は、考えずに迷いがないから。
台帳を整理していくと、必ずいくつかの疑問点にぶつかる。そして、これをどうしようかと、立ち止まり先に進めなくなる。
これが、迷い、惑い、さらに使用言語が紛らわしい?あるいは「紛(まが)う」かと、脇道にそれてしまふ、、。
迷い、惑い、紛(まが)い、と似たような日本語がある。いわゆる類語で、同じ語源だと思はれるが、さっと調べてもわからない。
発想をかえてみる。共通する「ま」の意味は何だろうか。
まずは、ま【真】。まこと、真実の「真」
次は、ま【魔】。こころを惑わす悪魔など
さらに、ま【間】、ま【目】などがあげられる。
日本語は、ひとつの言葉をTPOで様々に使い分けてきている。「ま」ひとつにしても、文字が無かった時代には それなりに過ごしてきた。
やがて漢字が伝わって、その後カタカナひらがななどを組み合わせてきた。 確かに文字は便利だが、微妙なズレも生じるだろうし、話し言葉自体も変化していく。
古代の人は、どうしてこうした漢字を使ったのか、日本語ではない漢字とやまと言葉は本来別の範疇だから、うまく折り合いをつけていくのはかなりの工夫苦労があったのだろう。
過去がそうであったように、これからも時代とともに変化し続けるのはいずこも同じこと。まよい、まどい、