歴史から学ぶこと;序章; R7-2-8 Sat.
学生時代は歴史が 大嫌いだった。 当時も今も 記憶力が弱く
年代、背景 その意味付けなど にも無頓着だった。
馬齢を重ねて、痛感するのは 実社会での複雑性と
コミュニケーションの役割など それらすべてに
膨大なる「歴史」があるといふこと
余計な前置きは 時間の無駄
偶然 公共テレビで「大量殺戮 云々、、」といふ
映像の世紀 シリーズの再放送らしい。
第一次世界大戦当時の 欧州戦線で何があったのか
記録された映像は 実際観ないと理解できない。
悍(おぞ)ましい映像は脳裏へ突き刺さり
気の弱い小生は直視できず 少しづつ 垣間見たが、
インタビューなど主観的観察を排除した企画だと後で知った。
本題に入る
当時の世界大戦では、米国 日本などでは経済面で莫大な繁栄をもたらした
が、戦場では 殺戮兵器の開発激化による「負のスパイラル」
「悪循環」から 「大量殺戮」に進む過程が解説無しで示されていた。
機関銃から、爆薬、爆弾、戦車、航空機 毒ガスなど
当事者各国同士で 次術開発をエスカレートさせていった。
その背景には、「報復」がある。
やったら やり返す
倍返しなどといふ 素朴なものではない
自己保全ではなく、「闘争心」を扇動するプロパガンダ、スローガンもある
それは 情報操作で
互いに有利となるやうな情報のみ流布された。
「集団洗脳」により 理性・感情を排除できる「大量殺戮」に至る恐怖。
現代社会への 警告は
膨大な情報の流出、そして便利すぎるSNSなどの サービス
時々 立ち止まって 疑問を持つことが必要だろう