【#創作大賞2024 #恋愛小説部門】『制服にサングラスは咲かない』1章
剣を振り下ろす。モンスターにダメージが入る。
モンスターが弱る兆しが見えた。
僕らは追撃を開始する。
どのモーションも全て無意識にコントロールできる領域だ。
人間の脳はすごい。
ゲームコントローラーを使用して、コマンドを入力。
あくせくと労働のようだ。
このままのペースでモンスターの体力を削ることができれば、あと5分と持たずに討伐できるだろう。
「そういや、ツリバリ」
マイクヘッドホンを通してビーチサンダルから音声チャット。
ゲームへの指示というよりは世間話の入り口みたい