![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54185165/rectangle_large_type_2_57b64cb29d0d127459b849a0cb934c15.jpg?width=1200)
第22作目「ヤクザと家族the Family」
【たかはC】
鑑賞作品
「ヤクザと家族 The Family」(2021)
監督:藤井道人
<あらすじ>
ヤクザという生き方を選んだ男の壮大なヒューマンストーリー。
自暴自棄になっていた少年期にヤクザの世界へ足を踏み入れた男を中心に、暴対法によって変わっていった環境と共に1999年、2005年、2019年と3つの時代で見つめていく、一人の男とその【家族・ファミリー】の壮大な物語。
<感想>
1999年、2005年、2019年という3つの時代を描く3部構成になっている。
この20年間で世の中は大きく変わっていく。
勢いのあったヤクザの世界は20年間で弱体化。
多分この作品が描きたかったのは第三章の敵対するのは組ではなく現代社会になったというところだと思う。
要は勢いのあった時代は前フリ。
この前フリの時代というのは一昔前の時代。
でも、その時代の撮り方がカッコいい。
逆に今っぽいというかカメラワークとかもカッコいい。
それが構成として第三章で効いてくるのが良かった。
そして、まぁとにかくキャストが素晴らしかった。
全員良かったと思う。
北村有起哉さん、磯村勇斗さんが特に良かった。
という事で…
「ヤクザと家族 The Family」(2021)
オススメ度
★★★★★★★★☆☆
次回予告
ホテル・ムンバイ(2019)
監督:アンソニー・マラス