
一枚の絵から感じること。
「よかった、みんな穴から抜け出せたんだね。」
この記事のトップ画に設定した作品についてです。
深く掘られた穴に、はしごが降ろされています。
実は、この一枚の作品は、ある物語の一コマで、
実は、はしごが降ろされたのにもワケがありました。
数コマ前の作品が、こちら。
なるほど。と。
この、ネズミたちがはしごを上っていこうとしている作品を見てどう感じるか。それは人それぞれです。
私の場合、この作品(穴の外に一匹と、穴の中にたくさんのネズミがいる作品)との出会いは、この一枚からでした。ブログに使用できる画像はないかなと、イラスト検索をしていた時に引っかかったのです。なんとなく、可愛いなと。この一枚に前後の物語があることなどは知らず。
その時に感じたこと。
なんとなく、穴の外にいるのはお母さんネズミで、中にいる子どもたちを救ってあげようとしているのかな。と。
ちょうどその時、「 」の立ち上げ時期で(立ち上げのために記事を書き始めたのでそうなるんだけど😂)、
さらにこう思った。
お母さんと子ども(大人と子ども)という捉え方を時点で、かなり偏った価値観の中にいるな、
そして、それは私だけの偏りではなく、今の社会の大半が該当するだろうな、と。
そう、これが今の社会の実態だと思うんです。
どういうことか。
大人と子どもが、必要以上に分立しているんです。
もっとも、子どもは守られるべき存在で、教育を受ける権利があり、その辺りの話を一切する気はありません。
子どもたちの意見がもっと世の中に反映されてもいいよね、ということです。子どもたちが意見を発信して、大人がそれに耳を傾ける。子どもたちのための未来だし、子どもたちの意見を聞くことは、絶対に必要なことだと思うんです。だけど、現実に今それは行われていない。
問題点は山積みです。それについて、ここで挙げることはやめます。
しかしまず、子どもたちの意見を吸い上げなくては始まらない(これも1つの大きな問題点)。子どもたちに、意見を発信する【文化】が必要なんです。
「 ここ 」は、ぜひ子どもたちがそういうきっかけを得られるような場所にしたい。
snsを使って発信する新たな文化ができれば、
きっと、この絵を見たときに、
より多様になるのではないかな、と。子どもと大人、という味方以外にも。
ふと、この一枚の作品を見ながら、そんなことまで考えました。
【多様性】は今絶対に広がっていて、ただそれが、まだまだ閉じ込められている。もっとオープンに、「言っちゃいけないことなんてないんだ」という認識が広がって、それぞれの違った考え方を、それぞれがより尊重する、そんな素敵な時代が、来ればいいなー😊と。本当は、作っていきたいなー😎と。
そんな感じです。
【p.s.】
#momoro66 さん、ありがとうございました。どうやったら、伝えられるのかな😊ありがとうございました。
ネズミたちの物語。まさに、『絵本』です。素敵。