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キルを知る:眺める時間

撮った時のことを覚えておくためのnoteというのを時々書いています。カメラの種類によらず、忘れっぽい私は撮った時のことをすぐに忘れてしまうので写真を言葉しようと試みる時に役に立つのです。いわば、メモです。中途半端でも書き出してみるといいことがあります。フィルム現像に出していた写真も返ってきたのでここで加筆修正を公開してみようと思います。もしかすると減筆修正が正しいのかもしれませんが。

まずは、写真からご覧ください。

クルマを走らせていると、河川敷沿いの道路にカラスがたむろしていた。
カラスたちには悪いけれど、割って入って通らせてもらう。
一斉に散っていくカラスたちを逆光が照らしていて飛んでいく彼らが美しかった。

山に登っていく途中、ロードでキルされたテンが目につく。死んでいるのだけれど、美しい。故意に殺しているわけではないのだけれど、人間の手によって殺されている。というのは忘れてはいけないし、みなかったことにはしたくない。

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284字

眺める時間

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