\ 偏差値30から耳勉強法で東大に合格 /
会員数300万人を超える audiobook.jp の創業者、上田渉さんの本『 超効率耳勉強法 』を読ませて頂きました。高校3年生になるまで偏差値が30、一念発起し耳勉強法によって 東大に合格したという凄い経歴をお持ちです。耳勉強法を知ることで、言語能力や記憶力の向上、想像力の活性化を身につけることが出来ます!
『 超効率耳勉強法 』
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著者 上田 渉
2022 年 7 月 22 日発行
出版社 ディスカヴァー・トゥエンティワン
audiobook.jp
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『「音読 」で「バカ」が「天才になる」!』
著者 栗栖 鳥太郎
2017 年 6 月 9 日発行
出版社 栗栖書房
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『 素読のすすめ 』
著者 川島 隆太 齋藤 孝
2017 年 4 月 10 日発行
出版社 致知出版
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【 この動画の発信者 】
耳読書家 Kindle 電子書籍作家 やま
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\ 偏差値30から耳勉強法で東大に合格 /
皆さん、こんにちは。耳読書家で kindle 電子書籍作家のやまと申します。本日は、会員数300万人を超える audiobook.jp の創業者、上田渉さんの本『 超効率耳勉強法 』こちらの書籍レビューをさせて頂きいと思います。
著者である上田渉さんは、高校3年生になるまで偏差値が30。授業中には別のことをして遊び、廊下に立たされて、いわゆる落ちこぼれを経験されたそうです。
しかし、一念発起し、本書で紹介されている耳勉強法を見つけ、実践した結果、東大に合格したという珍しい経歴をお持ちです。
目で見ただけでは、いまいち物覚えがよくないと感じている方、人から聞いた話の方が頭に入りやすいと感じている方、本を読むのが苦手、または遅い方、
もしかしたら、本書で紹介されている耳勉強法によって、能力が発揮されやすくなるかもしれません。
以前こんな記事を読みました。精神科医でベストセラー作家の樺沢紫苑さんがR25のインタビューに応えていた記事です。人間はビジュアルを見た方が記憶しやすい視覚型と、耳から聞いた方が記憶しやすい聴覚型とに分かれるといいます。
例えば本を読んでも、なかなか頭に入ってこないと思っている人は、理解力が乏しいわけではなくて、単に視覚からの情報処理が苦手なだけかもしれないと言います。
というのも読書が苦手な人は、聴覚型の人が多いんだと言います。そういう人が耳勉強法をすると、案外すんなりと内容が入ってくることも、あるようです。
音楽がものすごく好きな人や、音がないと寂しいと感じる人は、聴覚型の可能性が高いと言います。
あなたは、視覚型ですか、聴覚型ですか?
聴覚型の方は、本書によって、人生が変わるきっかけになるかもしれません。視覚型の方も、耳勉強法を知ることで、記憶力UPや、脳機能の活性化のコツを身につけることが出来ます。
僕自身、本書に出会ったことで、耳勉強法の魅力にハマり、人生が変わりました。ぜひ本書からあまり知られていない耳勉強法のメリット、活用法を学んでいきましょう。
はじめに、本書を読んだ感想を一言でまとめさせて頂きます。本書を一言でまとめると、次のような表現になります。
\ 耳勉強法は成功者たちの秘密のメソッド /
です。
樺沢紫苑さん、神田昌典さん、勝間和代さん、星野リゾート社長 星野佳路さん、元陸上選手の為末大選手など、数多くの経営者や成功者が使ってきた耳勉強法として、推薦しています。
そんな耳勉強法を学べる本書の概要を簡単にお話させて頂きます。
本書は5つの章から成り立っています。
第1章のタイトルは、聴覚が切り開く新しい勉強法「耳勉強法」。
耳勉強法とは何か。人間と聴覚の関係。著者が耳勉強法で偏差値30から、東大に合格したいきさつが描かれています。
第2章のタイトルは、なぜ耳勉強法が有効なのか、脳科学から読み解く。
聴きながら読むことで、読解効果が倍増するお話や、認知症予防に繋がるお話などを、脳科学的な視点から、科学的な裏付けをもとに解説してくれています。
第3章のタイトルは、耳で読む時代へ。
急成長を遂げるオーディオブック市場の解説から、オーディオブックの活用法。オーディオブックを愛用する著名人の活用法が紹介されています。
第4章のタイトルは、耳読書・耳勉強が変えるライフスタイル。
一日の8分の1を占める、耳のすき間時間の活用法。運動中に聴くのがオススメな理由。教養を身につけるための活用法が解説されています。
第5章のタイトルは、聴くだけ耳読書法のやり方
耳は簡単に鍛えられる理由。耳勉強法で得られる5つのメリット。言語能力を鍛える4つのノウハウなどが解説されています。
そんな本書の『 超効率耳勉強法 』を読んで心が動いたことなどを3つに絞ってお話させて頂きます。
\① 泣ける話 audiobook.jp誕生のきっかけ /
本書で語られる耳勉強法やオーディオブックがもっと世の中に広まって欲しいと思ったお話です。
著者のお爺さんは、化学者で、大変な本好きな方だったそうです。人生の後半、緑内障を患い失明してしまい、耳からしか情報を得られない状況だったと言います。
当時、日本にはオーディオブックがほとんどなく、視覚障害者向けの朗読サービスがあることを家族の人は知らなかったため、お爺様はテレビの音を聞いて日々を過ごされていたそうです。
お爺様は著者が東大に合格したあとすぐり、亡くなりました。入院先の病院にお見舞いにいく前日だったと言います。
お爺様のように目が不自由な方や、これから目が弱っていく方のために、少しでも過ごしやすい社会にしたい、「聴く文化」を日本に広げたいと思う気持ちが著者の原体験だと言います。
目の不自由な方は情報格差が大きく、周囲の家族や友人が「耳でも本は読める」という情報を知らないと、オーディオブックに出会う機会すらないと言います。
世の中に「聞く文化」を広げることで、目の不自由な方の家族にも情報が行き渡り、目の不自由な方にオーディオブックが届く。
という社会を実現するために、audiobook.jpのサービスは誕生したと言います。
何度読んでも、本書の巻末に書かれているこのaudiobook.jpの誕生ストーリーが僕は好きです。
\② 耳勉強で得られる5つのメリット /
代表的なものになると、以下の5つになります。
⑴ 言語能力が向上する
言語能力のうち言語を理解する力は、リスニング能力とリーディング能力に分けることが出来ます。また、リスニング能力が鍛えられることで、リーディング能力も向上し、結果として言語能力そのものを高めることが出来ます。言語能力が向上すると、話し方がうまくなる、文章をより早く読解できるようになる、使える語彙が増える、理論的な思考能力がアップするなど、様々な効果があります。
⑵ すき間時間を活用できる
情報源をオーディオブックにすることで、目を使わずに、耳だけで情報をインプットすることができます。移動中、電車の中、散歩中、運動中など、本来なにも出来なかったはずの時間が、新たに勉強に使える時間に生まれ変わったことを意味します。
⑶ 本との対話がしやすい
目からの読書では、中々この領域に辿り着けないと言います。オーディオブックは読書と比較して視覚から入った文字情報を、音に変換するプロセスプロセスが省略されるため、脳の負担が小さくなります。ハードルが下がり、聴きながら思考する余裕が生まれやすくなります。
⑷ 手が空く
ながら作業が可能になります。僕自身の体験からすると、食器を洗う時間や、洗濯物を畳む家事の時間を利用して、オーディオブックを活用出来ます。
⑸ 想像力が活性化する
オーディオブックは視覚からの情報がなく、聴覚からの情報のみが入ってきます。そのため、脳は足りない情報を補おうとして、自然と視覚的なイメージをふくらませます。前頭連合野や側頭連合野、大脳皮質という脳の多くの箇所を使うため、想像力が活性化されると言います。
\③ 著者の人生を変えた音読の魅力 /
本書は耳勉強法について書かれている本なので、耳から学習することのメリットや活用法がメインで語られています。
しかし、僕が本書から学んだ大きな魅力の一つに、著者が東大を合格するに至った勉強法があります。
それは、文章を声に出して読む、音読です。
偏差値30から東大行きを決めた著者は、東大の過去問を買ってきます。
小さい頃から本が大好きで、高校では図書委員を務めていたため、「 現代文ならどうにかなるでしょ、日本語だし。」という気持ちで勉強を始めたと言います。
しかし、課題となっている文章も問題文すら、まったく理解できません。途方に暮れ、挫折しそうになったそうです。
祈るような気持ちで、問題文をゆっくり音読してみたと言います。すると前よりもわかりやすくなった気がした、と言います。
手ごたえを感じてひたすら音読を繰り返し、同じ箇所を100回くらい読み上げると、読解力だけでなく、文章を読むスピードも格段に上がっていったと言います。
自分で音読した声を当時主流だったMDに録音して、語学学習のシャドーイングと同じ要領で、耳で聴いた音声を言葉に出すこともしていたそうです。
これが著者が東大を合格するに至った耳勉強法でした。
電子書籍『「音読 」で「バカ」が「天才になる」!』の著者 栗栖鳥太郎さんによると、
世界最高峰の頭の回転の速さを誇る、アメリカの一流大学ディベートチーム。彼らの多くは官公庁やホワイトハウスへとリクルートされます。
その頭脳軍団であるディベートチームに入った新入りがまず徹底的にやらされるのが「高速音読」だと言います。
実際、マサチューセッツ大学のディベートチームに所属していた、認知科学者の苫米地英人さんは 「ディベートチームに入ってからの半年間はひたすら高速音読」をやらされた。しかし今になって思うと、自分の読書速度が飛躍的にアップしたのもまた、この時期であった」と述べていると言います。高速音読をすることによって頭の回転が速くなり、その結果、普段の読書速度や思考速度が上がるのだと言います。
東北大学の川島隆太さんと、明治大学文学部教授の齋藤孝さんの対談をまとめた『 素読のすすめ 』という本の中でも、川島教授は「 音読以上のトレーニングメソッドを私は知らない 」と仰っています。
本書で音読の魅力を知ってから、僕も本を読む際は、1日5分以上は、声に出して読むようになりました。
文字が発明されたのは今から約5000年前。人類が誕生した約500万年前から、長きにわたって、私達は口伝をベースにものごとを学んできました。
本書を読むたびに、耳の持つ可能性を感じ、ワクワクせざる得ません。
以上本日は、会員数300万人を超える audiobook.jp の創業者、上田渉さんの本『 超効率耳勉強法 』こちらの書籍レビューをさせて頂きました。
耳読書家で、Kindle電子書籍作家の やま でした。