魁罡5
壬辰、庚辰、庚戌 戊戌 の4つの星は、北斗七星の北極星に近い4つの星のことを指すそうです.
星座でいうと大くま座の中にあります。
北極星ポラリス付近にはこぐま座とおおぐま座。があります。
こぐま座が内側にあり大ぐま座がそれを、追いかけるように、北極星群を、中心に回っているようにみえます。
いわゆる北斗七星は母大くまの尾付近にあります。大ぐま座の一部です。
大ぐま座の一番明るい星はアリオトです。アリオトは柄杓の柄の端から三番目の位置にあります。次に明るさでいくとドゥーベ、メラクと続きます。明るさトップ3は、全て二等星なので輝きに大差有りません。
カップの注ぎ口のある先端と底に隣り合うドゥーベとメラクの2点間の距離を目視で測って、ドゥーベの方に五倍伸ばしたところにあるのが北極星です。北極星は二等星なので北斗七星が見える位の空の澄み渡り具合だと北極星も見つけられるというわけです。動かない星が有るということは旅の目印となれるので、目視確認法も普及していたようです。もう一度その時代の美しい空に戻るといいですね。このあたりの星密集地帯を見てみたいです。
グレートセントラルサンがあるとされているとても古いひまわり銀河はアリオトかアルカイド、ミザールなど柄杓の持ち手の先を目印に南側に行ったりょうけん座にあります。
一度マウナケア山で確認してみたいですね。目視できるときは少ないですね。今までシリウスだと思っていた星はベランダから南に冬になると見えるのでもしかしてシリウスではないのかもしれません。あれは一体なんだったろう。(笑)
わかりました。シリウスはおおいぬ座にある一等星です。冬南に明るく輝くのはやはりシリウスです。年中北にある大ぐま座にシリウスは有りませんでした。冬の大三角形で冬に南に浮かびますのがシリウスです。四つん這いのくま親子の図と、犬のフォルムがイメージ上にているので紛らわしいです。
それはさておき四柱推命で言う魁罡星は、魁星と罡星に分かれるそうです。桶の部分の4つが魁星の部位で特に一番先端の北極星に近い星が魁星とされる説も有れば2番目の星が確答するという説もありますが、米を昔測っていた斗マス型のカップが魁星というのは間違いなさそうです。
なるほど、魁カイというのは鬼に斗と書きます。鼇ゴウという大きな亀に乗っている、鬼が北斗七星の柄杓のカップ部分のような斗を手に持って、見えを切っている姿の絵が伝わっています。
昔中国の役人になるための難しい試験、科挙に合格するための、試験合格や学問の神とされていたそうです。
またの名を文昌星と言うそうです。
戊戌と庚戌の戌系の2つはこの斗の部分にある星を指すようです。
まぁいつ見ても同じ位置にあってあまり動かず、北極星に近いので、ひとつのところに落ち着いて腰を据え学問に取り組む生活様式のひとには、自らをなぞらえて応援を受けるにふさわしい目印星となるかもしれません。
風水でも北は主の位置で、不動の主の部屋によく、北で育った子供はご先祖様の見守りを受けて、おとなしい子供に育つとされています。
罡星は取手に当たる細長い部分にある星群です。またの名を破軍星と呼ばれています。
網に正しいという字で、剛に通じる硬いという意味があるそうです。たしかに、柄は硬くなくては、斗に入った水を、支えられませんよね。
水滸伝を読むと思想がよくわかりそうですね。
むつかしそうですが星の事を考えると眠りを誘うので、秋の夜長に、早速読み始めたいと思います。水滸伝って妖怪の話だと思っていたけれどそうばかりとも言えないようです。
北極星に対して文官と武官の様なイメーでしょうか。
日柱が戊戌の有名人には敬宮様が新しいです。
御進学の道を断ってご就職の道へ進まれるご英断をなされましたのも記憶に新しい出来事でした。
国文学をご専攻なさっておいでになった事もピッタリと文昌星のイメージにあっています。
何度も那須の朝日岳にガイド付きで御一家で登山されて、そこから学びを得られたことも戊のイメージとあっています。
戊戌は友を喜ぶと、書かれています。腰が坐って社交性があるとも。外交もおできになる宮様のイメージにあっています。
誰だって友がいない天涯孤独よりは必要に応じて、友人関係をうまくきづけたほうが良いでしょうけれど、特に国民から注目される立場や、作家や役者や経営者等は、不特定多数の人から認承される必要がありますので、必要な資質ですよね。
山はその動かない安定感や誰も立ち入らない急峻な岩山を求めて、たくさんの人が登って来ます。朝日岳は二千メートル以下で、それ程急峻ではないですが今年もまた、8月期八ヶ岳で遭難者が救助されましたよね。昨冬朝日岳の遭難は残念な報道でした。山小屋の主人の警告に従ってタクシーを予約して登った人は無事帰還したんですよね。其の日は救助するヘリも飛べない風雨吹き荒れる予想だったので、昨晩、宿泊客にお伝えがあったそうです。山の安全をお祈りします。
普段穏やかな分怒ったら怖い、油断できない戊戌でもあります。
昨日などは汗が噴き出す、残暑が厳しい日々の暮らしですが朝日岳の最高気温は二十三度になってきました。下は六度まで下がります。漬物も発酵する良い気温ですよね。
那須連山や八ヶ岳付近に漬け物蔵をシェアし、奈良漬や,柴漬け、梅干し、ぬか漬けを、代理でつけて、出来次第必要に応じて、高速ドローンで、家庭のベランダへ自動操縦で発送し、糠を混ぜたりしながら暮らしてみたいですね。
昔は家庭にあった漬け物蔵の役目を果たし、日本人の米食の友である、発酵食品を、皆さんにお分けしたいですね。できそうです。自宅の冷蔵庫は漬け物漬け床入れるといっぱいになってしまうので、蔵が有ればいいなぁと常々思っています。
自宅で消費するだけ買うと結構少量で高いです。マクドナルドやスターバックスはどこにでもあるのに、緑茶と、おにぎりと、味噌汁、ぬか漬けはそれ程普及していません。
日本人の体質にあった伝統食を手軽に毎日の食卓に取り入れやすいように購入環境を整えて、日本人本来の食事を応援して健康づくりを進めて行きたいですね。
戊戌の戊は草かんむりが乗ると茂という文字になります。育った草木を表します。
戌は戈づくりで横一は戈で刈り取った草の束を表すそうです。
茂りすぎた草木を刈って整える事で、滅びるという道と、戊の茂って繁栄する道とに関わる意味があり、死と繁栄の象徴でもあるのだそう。
二千十八年が戊戌の年でした。この年一番の慶事は守屋様と高円宮絢子様の婚礼の儀が十月二十九日に明治神宮で行われました事です。其の日は天気もよく気持ち良い秋晴れで、一方のA宮家のご結婚が延期になり、ご苦労の件が浮上していたので、あれこれ憂慮されて真相がわからず気持ちはモヤモヤしていましたが、この時は隠し事もなく全会一致のご結婚で皆さん笑顔で皆さん喜ばれており晴れ晴れしかったです。
今では絢子様は三児の母となっていらっしゃいます。
戊の干支の通り繁栄の一途を辿っていらっしゃいます。
英王室ではヘンリー王子とメーガンさんの結婚式が執り行われました。メーガン妃は、英王室を脱退し二児の母になっています。
A宮様もこの年の決意を持続し今では此時の本懐を遂げられています。
特筆すべきは
戌が示す終焉の流れでは、前年に上皇陛下がお気持ちを発表し、平成が終わりそうな流れの中にありました。
日干支が巡ってはきましたが、自分では低調体調悪くなる一方の日々で辛かったですね。神社参りは欠かさず実施していました。毎年正月に掲げられる大きな絵馬をみて戊戌ツチノエイヌという年なんだなぁとわかりました。音読みでボジュツと言うそうです。
戊戌の変法を始めようとする清王朝の王を倒して王政を存続させて、側室である自分の子が王になったが死んだので、妹の子供を王に即位させて、権力を及ぼしていたが、彼が当時憲法を作ってそれに従って新王朝を強い国にしようとしたのだったが、従来の王政を続けようとする西太后、王からすると、おばさんの、邪魔に遭い失脚させられるという事件が起こりました。
新旧勢力が拮抗しましたが西太后の権力志向で旧体制が勝ってしまいました。
そればかりが原因では有りませんが、清王朝は滅ぶ道に行きました。新法がうまくいっていたとしてもアヘンで弱っていた国力では、戦争をビジネスと考える列強の魔の手は防げはしなかったでしょうけれど。ちなみに西太后は庚子が日干支です。コロナの2020年が庚子年でした。
魁罡の戊戌を深掘りし過ぎました。お疲れ様でした。
順に
庚辰(かのえたつ)
庚戌(かのえいぬ)
壬辰(みずのえたつ)
も見ていきたいです。
ありがとうございました。