国民が政府へ八つ当たり

世界中で国民がインフレに苦しみ政府を追求している。しかし、インフレは中央銀行が金利を上げ下げするだけでは単純に収まるものではない。又、ばらまき政策は国の財政を悪化させる。日本のように政府・日銀はデフレ脱却のために物価を安定的に上げようとする一方で賃上げよりも物価高が先行するために国民が悲鳴を上げている国もある。

失業を外国からの移民のせいにして世界中で移民排斥運動が起こっている。人口減少から移民を歓迎する将来が来るかもしれないのに先が見えていない。失業は移民のせいではない場合が多い。原因は必要な知識や技術を持った人が不足している事であり職はたくさんある。要するに求職と求人でアンマッチが起きていることが主な原因なのだから。

言論の自由が行き過ぎて勝手なことを言う国民が身勝手な主張をする政党を乱立させている。世界中で二大政党による政党政治は終わり大連立の混乱となっている。中でもバランス感覚を持たない極右が各国で台頭していることは危険な兆候である。