男女比という貧困な発想

国会議員、会社の役員、大学の入学合格者の構成等を男女比で見て女性の登用が低いと非難する人たち。それを気にして女性の大臣を増やした岸田総理。余りにも次元が低い。

何事も人選は実力で行うべきであり男女の別や年齢で判断するものではない。それがわかっていながら女性への活躍の場が開かれていないので単純な構成比で批判しているのだろうとは想像するがやはり発想が貧困すぎる。

今の日本は世界から遅れてしまった。政治、経済、学問の全てで2流・3流の国になってしまった。これから30〜50年かけてベクトルがプラスになるように頑張らなければならない。スポーツとエンタメに気を取られている人が多すぎる。そんな時に大臣待機組の在庫整理や女性登用を増やすなどの低次元の発想しか持たない人が総理大臣であることは嘆かわしい。池田勇人や田中角栄のような人はもう現れないのだろうか?

例えば少子化対策である。出産数が低下する中で、“子供は社会が育てる”という政策背が一向に見えてこない。出産費用の無償化、義務教育授業料の公立校での無償化、給食費の無償化、働く女性のための保育費の無償化、これらはどの程度進んでいるのか“見える化”して欲しい。もっと迅速に行うべきではないだろうか。