中国 日本人学校男児死亡事案
日本政府へ“中国に対し強く抗議しろと”言う書き込みが多い。政府の中にも高市氏のように激怒している人がいる。しかし、それはいかがなものかと考える。
中国に日本への反感を持つ人が多くいることは事実だろう。それは過去の日本の侵略を考えれば当然のことである。今回の犯人が、日本人・日本人学校を意識してやったとしても中国政府に何ができるだろう。ことを煽ってはいけない。沈静化させなければならない。中国国民を沈静化させるには事件を大袈裟に扱わないことだろう。
その上で、日本の企業は出来るだけ中国から脱出する方向で考える必要がある。それは今回の事件とは無関係である。
中国政府は東シナ海、南シナ海は全て中国のものだという主張を変えない。フィリピンの沿岸警備隊との衝突、日本の南西諸島部への侵入など油断がならない。
中国政府が世界での拡大政策を変更しない限り争いは起こり続けるだろう。従って、中国との経済交流は最低限にとどめておく必要がある。相互に依存しないことが大事である。中国の巨大市場を狙うことは間違いである。