米国大統領選挙候補者のTV討論会

全体としては、サプライズはありませんでしたね。

カマラ・ハリス氏の初めての台本なしでの討論会でしたがなんとか対応しました。検事、司法長官、上院議員と経歴を重ねてきただけあって返答をずらすことはあっても詰まる事はありませんでした。一方のトランプ氏はまるでプロレスラーのような人ですが、具体的な人名・国名・数字を挙げながら話をしているのを聞くとやはり随分勉強していると感じました。

現在起きている二つの戦争を考えると、やはりトランプ氏ならば何かしてくれるかもしれないと期待してしまいます。ハリス氏の場合はバイデン大統領と同じで“民主主義”“人命尊重”という当たり前のことを言うだけで停戦の力にはなれないように感じます。

一方、経済についてはトランプ氏の高い関税が国際貿易を混乱させる可能性がありますが、イーロン・マスク氏の登用があるので方向としては間違った方にはいかないのではと考えます。ハリス氏はスタートアップ企業の支援や低所得層に対する支援などのばらまきだけで抜本的な経済改善の方策がないように感じました。