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不確実性と戦いやすくなった時代の普通の我々と未来🚀 #エンジニアリング組織論への招待 #スクラム
時は2019年、我々は猛烈な処理能力の向上、ネットの力を手にしている。
これまでの製造業は物を作ってそれを顧客の元へ届けたらそれで終了になってしまうが(サポートくらいは出来るが)、今はまるっきり様相が変わってしまいました。ネットを通じてWebサービス・SaaS・IoTどれを取っても常に状態を確認・更新が出来るようになりました。
深く考え、製品のデザインを考えに考えまくってから一発勝負でリリースするという時代ではなくなりつつあると思っています。
エンジニアリング組織論への招待を読んでる内に想像が膨らんで楽しくなったので書きました。
やり直しの出来る世界
そう考えるとやり直しの効く優しい世界になってきたなという感想があります。
私は天才でもなんでもない凡人ですが、それでも出来る限り世の中の役に立ちたいと思っています。昔なら関われるのは大きな製品づくりの小さい一部だったかもしれませんが、沢山の試行錯誤が出来るようになったことで細かくリリースして、細かくデータ集計して、細かく改善することが出来るようになってきました。それなら私でももっと大きな貢献をすることが可能そうです。
これは開発手法で言えばスクラム的な考え方に近いのではと思います。沢山の試行錯誤が出来るのだから細かく試してリリースするサイクルを回すようになりました。
むしろやり直しを重ねられる回数こそが価値に直結するようになった気がします。
前後関係が逆なのかもしれませんが、試行錯誤がしにくい旧来の製造業的な世界から脱してきたからスクラムがますます合うように、人がイメージしやすいようになって広く受け入れられつつあるのかなと思います。
やり直しの回数が価値に直結するから、Webサービス・SaaSプロダクトは何がなんでもサービス更新(デプロイ)の回数を上げていく努力が必要になってきているのだと思えます。
もちろんそれでは語りきれない製品のポリシーや思想というものがあるのですが、それでも試せる時代になったのは普通の人にとっては朗報なのです。
未来
エンジニアリング組織論への招待では組織の面からアプローチしていますが、それらが行くところまで行くと、それらの知見すらもコード化されていくのかもしれないですね。
もはやサービスのデプロイなんていうものが概念としてなくなっていくかもしれない。コードをセーブしたらサービスが更新されるくらいかもしれないです。セーブの概念も飛んでしまうかな?
自動テストやカオスエンジニアリングの極地かもしれない。
普通の我々がもっともっと沢山価値を提供できる時代かもしれない。
当面はエンジニアリングの価値が下がるとは思っていません。そういう環境づくりには膨大な時間や能力が必要でしょうし、むしろそういうバックエンドの技術はますます高まると思います。(フロントは知見が浅いので触れないでおきます。。)
そこまでになる頃にはもう人間がプログラム書くなんてことはなかったりするのかな。すいません、そこまで行くと全然分かりません🤷♂️
そこまでたどり着くためのEMとしての行動とかも考えていくと楽しいですね。
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