愛知室内オーケストラ第72回定期演奏会
今日はしらかわホール最後となる愛知室内オーケストラの定期演奏会へ行きました。
しらかわホール最後になるんだなと思うと寂しいです。
ロビーコンサートは今日はホールの方で演奏されました。
会場に到着したときには途中でしたので、2階まで駆け上がるのを断念してロビーの画面でロビーコンサートを聴いていました。
バッハのコラールの編曲版でした。
■権代敦彦/時と永遠を結ぶ絃
今日のお目当ては辻彩奈さんのヴァイオリンで権代敦彦さんの新曲です。
世界初演です。
ヴァイオリンとオーケストラのための曲です。
辻󠄀彩奈さんのヴァイオリンをホールで聴くのは2回めです。
名古屋フィルとの共演でシマノフスキのヴァイオリン協奏曲第2番でした。この難曲のシマノフスキがすばらしい演奏でした。
このときにアンコールで権代敦彦さんの曲を演奏しました。
今日は新曲です。
最初からキーンと来る高音。なんじゃこれはという感じですが、次から次へと展開する音の玉手箱。時と永遠を結ぶというが、とんでもない時空間に連れて行かれた感じです。
その中でヴァイオリンソロのカデンツァもあり、メロディーじゃないのでカデンツァも難曲でしたが、すばらしい演奏でした。
すごい曲を聴きました。30分間ぶっ通しです。
ここで前半終了し、ハーフタイムです。
後半はモーツァルトです。
■モーツァルト交響曲第40番
モーツァルトの交響曲でもっとも有名な曲です。
悲しみのシンフォニーとも言われる哀愁の帯びたメロディーから始まります。
実は最近は聴いてなかったので、久しぶりに聴きました。
愛知室内オーケストラの演奏はすばらしいですね。モーツァルトにぴったりのサウンドですね。
最後にモーツァルトと愛知室内オーケストラとしらかわホールの組み合わせで聴けたのが良かったです。
■モーツァルト交響曲第41番
そして最後は第41番です。
哀しみの第40番とベクトルが真逆の曲ですが、こうして並べて聴くと兄弟だなとも感じます。
第1楽章の展開部のところが大好きです。
第4楽章、かっこいいです。
交響曲第41番番もすばらしかったです。
名残り惜しいしらかわホールでの演奏会も終わりました。
しらかわホールで活きてきた愛知室内オーケストラも来シーズンは愛知県芸術コンサートホールと東海市芸術芸術ホールに舞台を移します。
さらなる飛躍を期待したいです。
来シーズンも行きます。
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