若手奏者との響演 vol2
昨日のレーベインムジークの演奏会のメインは若手演奏家です。
大学在学中ぐらいの奏者が中心になります。
若手演奏家でプログラムを考え、演奏会の運営なども考え、実践したものだそうです。
今回が2回めの企画です。
前回の1回めは行けなかったので、今回は行けました。
曲の紹介などのトークも若手演奏家で行いました。
トークはみんなかなり緊張していました。
実践の場を経験することは今後の糧になりますね。
◼️フォーレ/ピアノ三重奏曲第1楽章
この曲、レーベインムジークではピアノ、クラリネット、チェロの三重奏で演奏するのが定番になっています。
この曲をクラリネットで吹くのはかなり難しそうですが、クラリネットの尾関くん吹きこなしていました。
◼️ブラームス/クラリネット三重奏曲 第4楽章
この曲はクラリネット、ピアノ、チェロの編成ですが、クラリネット、ピアノ、バリトンサックスという編成で演奏されました。
サックスが意外にはまっていてブラームスのクラリネット三重奏曲の雰囲気を出していました。
おもしろい演奏が聴けました。
◼️サン=サーンス/ファゴットソナタ 第1楽章、第2楽章
今度はファゴットに代わってバリトンサックスです。
バリトンサックス、チェロの代わりだけでなくてファゴットの代わりまでやってしまいましたね。
バリトンサックス奏者の冨山君、大活躍です。
◼️ラヴェル/ピアノ三重奏曲 第4楽章
この曲の第4楽章、個人的に大好き過ぎる楽章です。ラヴェルの曲で1番大好きな曲、大好きな楽章です。
ヴァイオリンの鈴木理桜さん、チェロの窪田君、良かったです。
◼️フォーレ/ピアノ四重奏曲第1番 第1楽章、第4楽章
ピアノが高尾さん、ヴァイオリンが篠原さんが入りましたが、すこぶるすばらしい演奏だったと思います。
篠原さんは先月にシューマンの弦楽四重奏曲第3番の第2ヴァイオリンを弾きましたが、そのときも良かったです。
◼️ブラームス/ピアノ三重奏曲第1番 第1楽章
ブラームスの若いときに作曲した曲です。
遅咲きの作曲家と言われますが、この曲やピアノ四重奏曲第1番、第2番は若いときの作品で、既に大作曲家でしたね。
このピアノ三重奏曲第1番は魅力的な作品です。
ピアノが奥村さん、ヴァイオリンが鈴木理桜さんが入りました。
かなりすばらしいブラームスのピアノ三重奏曲が聴けました。
◼️メンデルスゾーン/弦楽八重奏曲 第1楽章、第4楽章
8人の奏者だと舞台いっぱいいっぱいですね。
この曲は第1ヴァイオリン主導の曲だと思っていますが、その第1ヴァイオリンの大役が篠原さんです。篠原さんのヴァイオリンが曲を引っ張っていました。
第1楽章が圧倒的にすばらしかったですが、第4楽章のフーガ楽章もすばらしかったです。
かなり感動的な演奏が聴けました。
近くで聴いたので、迫力もありました。
若手育成の演奏会でしたが、すばらしい感動をもらいました。聴きに来て良かったです。
この経験を糧に次回以降にさらなる飛躍を期待しています。