アルビレックス新潟レディース対ラブリッジ名古屋
今日は皇后杯サッカーの5回戦へ行きました。
伊賀市の上野運動公園競技場です。
名古屋から高速バスの伊賀忍者ライナーで行き、上野市駅に到着します。
ちなみに上野市は20年前に伊賀市になっていますが、上野という地名はいろいろなところに残っています。
上野市駅です。忍者市駅とも言われます。
なでしこリーグの伊賀くノ一三重の自動販売機があり、コーヒーを購入してお布施します。
昼食は忍者食堂にかくで伊賀豚トンテキ定食を食べました。分厚くて食べごたえあっておいしかったです。
上野市駅からバスで上野運動公園へ行きました。
皇后杯の組み合わせで4回戦までの結果です。
5回戦からプロリーグのWEリーグのチームが登場します。
アマチュアのなでしこリーグで勝ち上がったのはヴィアマテラス宮崎、ラブリッジ名古屋、岡山湯郷ベレ、VONDS市原レディースの4チームのみです。
昨日にヴィアマテラス宮崎は大宮アルディージャに勝利し、VONDS市原は延長戦の試合で大善戦です。
なでしこリーグのチームがやれるという結果を出し、今日もその流れで善戦、勝利と行きたいです。
ラブリッジ名古屋のスタメンです。
リーグ戦と変わらないメンバーで行きます。
アルビレックス新潟レディースのスタメンです。
普段WEリーグは観ていませんが、有吉選手、杉田選手、上尾野辺選手、川澄選手、日本代表にも選ばれた面々がいて知っている名前があります。
これは厳しい相手で、ラブリッジ名古屋がどれだけやれるのかが楽しみです。
ちなみに今日はリザーブですが、石田千尋選手はFC刈谷の石田和成選手の妹さんです。
オレンジがアルビレックス新潟、白がラブリッジ名古屋になります。
前半10分ぐらいまではアルビレックス新潟のペース。
ラブリッジ名古屋のビルドアップしてパスをつなげるサッカーに対してプレスをかけてパスをつなげさせません。
名古屋のサッカーを研究しているかのように名古屋のサッカーを潰しに来ました。
名古屋としてはプレスの餌食にならないように速い攻撃を仕掛けたいところです。
そして前半16分、江崎選手が高島選手とのワンツーパスが見事で左サイド抜け出し、右から入ってきた渕上選手がゴールを決めます。
先制点はラブリッジ名古屋です。
しかしアルビレックス新潟は強いです。
5分後の前半21分に元伊賀の選手でもある杉田選手がゴール決めて1対1の同点になります。
ラブリッジ名古屋もアルビレックス新潟のプレスに徐々に慣れていき、パス回しがで互角の内容の試合になっていきます。
前半は1対1の同点で折り返します。
後半開始にアルビレックス新潟は石田千尋選手が入り、サイドハーフのポジションに入ります。
当時は気づかなかったですが、アカデミー福島時代にはラブリッジ名古屋と何度か対戦しているようです。
後半は互角の内容の試合です。
ラブリッジ名古屋は前半と比べてパスがつながるようになり、WEリーグ相手にパスサッカーがやれているというのがすばらしいです。
両チームとも交代選手を使います。
アルビレックス新潟は交代5人枠を使い切り、必死に流れを変えようとします。
そして後半41分、アルビレックス新潟は滝沢選手がドリブルで持ち込み、すごいスーパーミドルシュートがゴールマウスに吸い込まれます。
アルビレックス新潟レディースが勝ち越します。
ラブリッジ名古屋はまだあきらめていません。
アディショナルタイムに入ってから怒涛の攻撃。
何回もチャンスを作ります。
しかしアルビレックス新潟も必死に守ります。
そして終了の笛。
残念です。勝てる試合だったと思います。
勝負は紙一重でした。惜しかったです。
思えば2015年に初めて全国リーグに上がって最初のアカデミー福島戦を観たときに前途多難だなと感じました。
最初は紙一重で残留していたのが、今ではアマチュア最高峰のなでしこリーグ1部で優勝争いができるようになり、プロリーグのWEリーグのチームと互角に戦えるようになりました。
来年以降が楽しみです。
森山監督は今シーズンで退任し、主力選手も何人か引退します。
残る選手、コーチが今年やってきたものをさらに積み上げて来シーズンさらにいいサッカーが観れることを楽しみにしています。