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中部フィル第84回定期演奏会「こまき第九」

今日は中部フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会へ行きました。小牧市民会館です。

小牧へは地下鉄上飯田線が通ってからは名古屋市地下鉄の延長で行けるようになり、便利になりましたね。

小牧市民会館に到着しました。
小牧駅から徒歩15分ぐらいです。

今日の曲目はベートーヴェンのフィデリオ序曲と交響曲第9番です。

中部フィルハーモニー交響楽団の来シーズンのカレンダーもらいました。カレンダーには定期演奏会の日付がわかるようになっています。

今日、中部フィルの来シーズンのラインナップが出ました。これで愛知の4つのプロオーケストラの来シーズンのラインナップがすべて出ました。
来シーズンも楽しみです。

■プレコンサート

今日は演奏会の前にプレコンサートがありました。プレコンサートでは中部フィルのメンバーで弦楽四重奏曲。
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第1番の第1楽章、第4楽章です。

メンバーを知るという面では室内楽のプレコンサートいいですよね。
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第1番は20歳台の作品ですが、既に超一流の作品だとおもいます。
弦楽四重奏曲第1番の第4楽章。
ベートーヴェン流のフィナーレですね。
後の交響曲にも応用されたような曲ですね。
特に交響曲第3番英雄の第4楽章に通じますね。

■ベートーヴェン/フィデリオ序曲

ベートーヴェンの序曲はいくつかありますが、
フィデリオ序曲はチャーミングですよね。
中部フィルで今シーズンはウェーバーの序曲をいくつかやっていますが、ウェーバーの序曲に近い感じのする曲だなと思います。
フィデリオ序曲、良かったです。

■ベートーヴェン交響曲第9番合唱付き

いわゆる有名な第九です。
自分はテノールパートやっていて舞台で第九を歌ったことがあります。
第九はすべての人が喜び合うことが本当の歓喜であるというのが主旨になります。個人的には歌詞でミリオネンという単語が好きで直訳で百万人です。すべての人という意味として理解しています。

今日は第1楽章から合唱団が入場して着席します。自分は今までの第九では第3楽章で入場でしたので第1楽章は楽屋で聴きながら最後の発声練習をやるという感じでしたね。

第1楽章はかっこいいです。苦難を乗り越えて突き進むというベートーヴェンのかっこいい音楽なんです。
しかし第4楽章でそのかっこいい音楽が否定されるんですね。そして歓喜の歌が出てくるんですね。本当の歓喜とは何か。
自分の人生やスポーツ観戦においても第九の歓喜を常に意識しているぐらい人生に影響を受けた曲であることは間違い無いですね。

今日は合唱団がオーケストラの後ろのひな壇で歌うという形式で、普通なんですが、その普通の形式で合唱を歌うというのがうれしいですね。

第4楽章の合唱の序盤の男声合唱のところがテノールパートやっていたこともあって好きですが、男声合唱の後のオーケストラのところはすごい良かったです。
その後に有名なところ(Mの部分と言うが)に入ります。
この流れが醍醐味ですね。

あと二重フーガの部分。すばらしいです。

歌っていて1番好きなところは最後のラストスパートのところです。マラソンなんかでラストスパートでランナーズハイになりますが、同じような感覚で気分が高潮するラストですね。

第4楽章、すごく楽しかったです。

秋山先生で中部フィルの第九を聴けて良かったです。






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