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家族がチームになった瞬間 – 繋がりの深さとチーム作りの秘訣
最近よく思うことなのですが
家族がチームになれた感覚があるんです。
今日は、それについてお話ししていこうと思います。
1. チームが嫌いだった理由 – 私が感じていた“深いつながり”の壁
もともとチームという言葉に苦手意識があった理由は、「人との深いつながり」に対する苦手意識です。
人と協力して何かを達成するということは、意見や感情が交差し、お互いを理解し合う必要があります。
しかし、私はその過程を避け、表面的な関係性で済ませることが楽だと感じていました。
だからこそ、チームという言葉が重たく感じ、個々が集まった“グループ”の方が気が楽だったのです。
2. チームとグループの違い – 寄せ集めから繋がりへの変化
最初の段階では、私たち家族も「グループ」でした。と言っても、ほとんどの家族のスタートは必ずと言っていいほどグループからスタートです。年月をしっかりと経ていけばチームになるのか?そうではありません。
そこには目的はあっても、心の距離が残っていることに気がついたからです。
これが、私が実家の家族とは達成できなかったこと。
そして、今取り組むべき課題です。
グループとは?
「グループ」とは、単なる寄せ集めです。それぞれが個々の役割を果たすことはできても、そこに深い絆や共感は存在しません。
しかし、家族がチームになった瞬間、それは変わります。「チーム」とは、互いの気持ちや立場を尊重し合い、深いつながりを感じられる関係性です。
その変化の瞬間こそが、私にとって家族の存在がかけがえのない“チーム”だと気づいた瞬間でした。
3. チームを作るポイント – 衝突を恐れず進む4つの段階
チーム作りの4段階は、タックマンモデルが有名です。このモデルでは、以下の4段階が示されています。
1.フォーミング(形成期)
チームのメンバーが集まり、互いを探り合う段階です。この段階では、表面的なコミュニケーションが中心となり、まだ目標や役割が明確ではありません。
2.ストーミング(混乱期・衝突期)
意見の違いや役割の不明確さから衝突が生じる段階です。しかし、この衝突はチームとして成熟するために必要なプロセスです。互いの尊重を忘れず、建設的に意見をぶつけ合うことが大切です。
3. ノーミング(規範期)
役割や目標が明確になり、メンバー同士が協力し合える状態になります。チームとしての方向性が見え、まとまりが出てくる段階です。
4. パフォーミング(機能期・成果期)
チームが高いレベルで機能し、成果を上げる段階です。各自が役割を理解し、協力しながら目標を達成するために行動します。
まとめ – 家族がチームになるために大切なこと
家族が本当の「チーム」になるには、時に衝突を恐れず、互いの心をぶつけ合いながら理解し合う過程が欠かせません。
深い繋がりを築いた先に、信頼し合える強いチームが生まれます。
もともとチームが苦手だった私が家族の中で感じた「チームの感覚」は、まさに一人では乗り越えられない壁を一緒に超えた瞬間の心の繋がりでした。
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