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同居の親、脳梗塞?を疑った時の対応法

脳梗塞は迅速な対応が求められる緊急事態です。
以下に、疑わしい症状や対応法をまとめました。

① 脳梗塞を疑う症状について

脳梗塞の主な症状には以下のものがあります。

顔の片側の麻痺:顔の一部が垂れ下がる、笑顔が歪む。
片側の手足の麻痺やしびれ:特に片側に強い。
言語障害:言葉がうまく出ない、他人の言葉が理解できない。
視覚障害:片目が見えなくなる、視界がぼやける。
急な激しい頭痛:普段と異なる強烈な痛み。
歩行障害:ふらつく、バランスを崩す。

これらは一例ですが、もしも何かおかしいことがあれば、
「やばいかもフラグ」を立てるようにしましょうね!

② すぐに救急車を呼ぶ

脳梗塞は発症から4.5時間以内であれば、血栓を溶かす治療が可能です。
昔は、3時間での使用が認められていたのですが、
4.5時間までは治療効果の低下が著しくはないため時間が延長になりました。

この時間内に治療を受けることで後遺症を軽減することができます。
疑わしい症状を感じたら、すぐに119番に電話し、救急車を呼びましょう。

③ 救急隊が来るまでの注意点

救急車が到着するまでに、以下の点に注意しましょう。

1. 内服薬の情報整理
入院対応になることも多いので、救急隊が到着した際には、かかりつけ医、服用してる薬の情報はすぐに渡せるようにしましょう。
現在服用している薬のリストを準備する。
薬の名前、用量、服用時間などをメモする。

2. 病状のチェック項目
この後の治療にも関わることなので、発症した時間を必ず確認し、メモする。
どのような症状が出ているか、具体的に記録する。
意識や呼吸状態をチェックする。
顔、手、足の動きを確認し、麻痺の程度を記録する。

3. 血圧測定
家庭用血圧計がある場合、血圧を測定し、数値を記録する。
血圧は、少々高くなることが多いので、高くても不安に思わないこと。身体がきちんと反応している証拠です。救急隊に血圧の情報をまとめて伝えることが重要です。

4. 患者を安静に保つ
患者を動かさないようにし、安静に保つ。
頭を高くしないように寝かせる(枕を使わない)。
意識がある場合、安心させて落ち着かせる。

まとめ

脳梗塞は迅速な対応が必要です。以下のポイントを覚えておきましょう。

1. 疑わしい症状が現れたらすぐに救急車を呼ぶ
2. 発症から4.5時間以内の治療が重要
3. 救急車が来るまでの間、内服薬の情報整理、病状の記録、血圧測定を行い、患者を安静に保つ。

早期対応が後遺症の軽減につながります。日頃から家族全員で緊急時の対応を確認しておくことが大切です。

命を守るために。
お役に立てることがあれば嬉しい限りです。

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