【ゲーム紹介】華アワセ について
こんにちは、非ラバです。今回は、華アワセというゲームを紹介しようと思います。この記事の前に軽く説明はしたのですが、アレはSwitch移植という喜びの勢いで書いたものでなんだかアレですので、この記事でしっかり紹介します!
ちなみにその勢いで書いた記事はこちら↓
では、前置きはここまでにして早速本題へ!
1.概要
華アワセは、女性向けゲーム誌「B's-LOG」創刊10周年を記念して開発された女性向けアドベンチャーゲームです。いわゆる乙女ゲームです。以下のように全4作あります。全作まとめた華アワセ全書も発売されていました。
華アワセ 蛟編 ------------------ 2012年12月5日発売
華アワセ 姫空木編 ------------- 2014年2月26日発売
華アワセ 唐紅&うつつ編 ----- 2015年8月19日発売
華アワセ いろは編 ------------ 2019年11月22日発売
最初の蛟編が発売されてから、もう10年の時が過ぎました。時の流れは残酷ですね・・・。
ゲームがムック本に付属する形で、本屋さんで買えるPCゲームというのが特徴的でした。しかもWin/Mac両対応。価格も安めながら、ボリュームもしっかりある、非常にコスパの良い作品でした。
今になってムック本を入手できるかどうかは謎ですが、DLsiteにてゲームが販売されています。詳しくは↓から。
キャラクターデザインや、原画、コンセプトデザインを担当されたのは、ラッキードッグが代表作の由良先生です。華アワセの場合、全体的に黒や紺を基調とし、彩度が低めな落ち着いた色使いが特徴的です。私は大好きです。
主題歌はイトケンこと、伊藤賢治さんが作曲を担当したことが話題になりました。和風ロックで、歌詞がちょっとえろいのが特徴的です。めちゃくちゃ大好きです。
2.華アワセってどんなゲーム?
どんな作品か、簡単に平たく説明すると、花札をモチーフにした和風異能バトル学園モノです。う~ん、カオスだ。
舞台は広島県呉市で、そこをモデルにしています。
アドベンチャーゲームなので選択肢等もありますが、それらが少なめで、ルート分岐もそこまで多くないのが特徴です。いろは編なんて、ルート分岐なしの1本道です。ですので、ゲーム進行にはあまり迷子にはならないと思います。
華アワセの一番の特徴は、シナリオ要所々々に花札の「こいこい」をモチーフにしたミニゲームが挟まれることでしょうか。
配られた手札から花札の役をつくり、それで対戦相手にダメージを与え、相手HPが0になれば勝利です。負けると速攻がめおべら(Game over)です。
ミニゲームに勝利すると経験値が獲得できます。その経験値を使い、主人公のステータスを強化できます。HP、MP、ATK、SPD、DEF(LOVEは戦闘にあまり影響はない)と6つステータスがあります。どのようにステータスを強化させるかはあなた次第!結構自由度高いです。HPおばけにしてもよし!攻撃ブッパもよし!防御固めてカチカチにしてもよし!迷ったら、ATKやSPD、HPを優先的に強化すると良いと思います。
そして、肝心のシナリオですが・・・・
割りと人を選ぶかもしれません。好きな方は凄く好きだと思います。私は大好きです。また、1周しただけじゃ話の内容をうまく理解できないと思うほど、ちょっと難しくて複雑です。時系列とか・・・。
時系列解説や考察ブログも読んでみるのもオススメします。話の全体の流れがわかってくると、壮大で皆みことちゃん(主人公)が大好きなんやな・・・って思えることでしょう・・・!
思わず引用してしまう程、このコメントが好きでした。
3.世界観とあらすじ
ネタバレにならない範囲で紹介します。
舞台は広島県呉市。「華札」という特殊な札を使った札遊び「華遷」があり、その札の特殊な力を引き出すことができる一部の能力者を「華詠」といいます。その多くは男性です。華遷は基本的に男女ペアで行われます。女性は「水妹」と呼ばれ、華とも呼ばれる華詠をサポートする役割があります。
華遷には2種類あり、「華うつし」と「華アワセ」があります。前者は、競技や遊びとして多くの人に親しまわれています。一方後者は、命のやり取りをする決闘であり、死者もでることもあります。ですので、華アワセは基本的に法律で禁止されています。つまり華詠はデュエリストってわけだ。
主人公が通うことになる「華遷国立学園」、通称「華園」はエスカレーター式で、華遷を学ぶことができる学校です。いわゆるお嬢様学校ってやつです。華園には「五光」と言われる学園最強の5人の華詠がいます。主人公とその五光達が物語の中心となります。
主人公のみことには「泉姫」になれる素質があります。泉姫とは、世界を変える程の力を持つと言われる伝説的存在であり、最強の水妹です。
あらすじとしましては、作品によって導入にやや違いはあるものの、主人公は華園へし、泉姫覚醒を目指すーーことが大きな目的です。
面白いことに、同じキャラでも、作品ごとに立場が全く異なるときがあります。敵だったのに、味方になってることとか。
4.キャラクター
みこと(主人公)
みことはデフォ名です。泉姫になれる素質があり、泉姫覚醒のため華園へ入学します。その素質のためか、とにかく命が狙われます。趣味は料理、裁縫、カードゲームと、実に女の子らしいです。割りと猪突で頑固なところがある印象があります。特筆すべき点は、巨乳というところです!
いろは
攻略対象です。主人公が泉姫覚醒することを誰よりも望む人。華園の高校3年生で、五光のトップオブトップ。とにかく強い。超がつくほど偏食家で、甘味と水しか摂取しない男。りんごチップスとか金平糖とか。それなのに身長188cmという巨人である。超絶美形で、普通の女性はその美しさに卒倒するほどなんだとか。主人公は平気。誕生日は11月11日のポッキーの日で、血液型はO型。
蛟(みずち)
攻略対象です。華園の高校2年生で五光のひとり。真面目で御固い人。眼帯にもちゃんと理由がありますが、ネタバレになるので割愛します。ホットドッグを知らない名家のお坊ちゃま。姫空木とは親友関係。4月20日生まれで、身長は181cm、血液型はAB型。
姫空木(ひめうつぎ)
攻略対象です。華園の高校2年生で五光のひとり。気さくでフレンドリーな性格で人気者。自分よりも他人を優先するところもある。ネタバレにならない範囲でいうと、ヤンデレ担当。誕生日は3月3日で、身長は178cm、血液型はA型。
唐紅(からくれなゐ)
攻略対象です。華園の高校3年生で、五光のひとり。いわゆるオレサマ系、自己中心的で、好戦的な性格。やること言うことがなにかと過激な子。プレイ前と後で印象が激変するキャラではないかと思います。この子も名家の出身。誕生日は7月25日で、身長は174cm、血液型はB型。
うつつ
攻略対象です。が、うつつ編にしか出番が丸っ切りない、ちょっと特殊な存在。五光のひとりで、華園の高校3年生。フードで顔を隠しているが、素顔は結構可愛い(主観)。色々あって人間を辞めた。主人公への執着が異常だし、愛情表現がストレート。身長は173cm。
百歳(ももとせ)
攻略対象じゃない(重要)。主人公の心強い味方。華園の高校3年生。華園トップクラスの実力を持ち、他の女子生徒からは畏敬の念を抱かれている。ガチガチのお嬢様。誕生日は9月15日で、身長は167cm、血液型はO型。
5.その他もろもろ
Switch版は4作同時リリースというアナウンスがされました。全作プレイ済みの私から言わせて頂きますと、以下のようにゲームが発売された順・・・、つまり蛟編からプレイするといいと思います。
華アワセ 蛟編
↓
華アワセ 姫空木編
↓
華アワセ 唐紅&うつつ編
↓
華アワセ いろは編
華アワセシリーズには、いわゆる「デフォ名呼び」があります。主人公のデフォ名の「みこと」でプレイすると、キャラクターがみことと言ってくれるです~~~~!細かい点ですが、かなり感動しました。
紹介は以上です。以下に関連リンクを置きます。正直、もっとこの作品が知られて欲しいところがあるので、プレゼン動画もつくりたいなとも思っています。
今回ここまで!次回もよろしくお願い致します!
関連リンク
Switch版公式サイト
華アワセ公式サイト
公式4コマまんが