狐や狸に化かされることが本当にあるものなのか
私はYouTubeの心霊ホラーチャンネルが好きで様々なチャンネルを視聴し楽しませていただいてるのですが心霊ホラー系を好きな理由のひとつに「不思議なことが大好きだから」という単純な理由があったりします。
そもそもが心霊現象自体が不思議に満ちているわけでエンタメで楽しむというよりはガチな方がより自分好みだったりします。
ガチといえば「Yama Q」さんです。
「Yama Q」さんは事故物件に住んでいるのですが心霊現象が実際に起きていて検証動画だったり愛猫Qちゃんとの暮らしの動画を上げてらっしゃいます。
心霊現象については「Yama Q」さん御本人がガチですと言ってるのでガチだと私も認識しつつ見ているのですが動画ではかなり衝撃的な現象が多く発生していたりします。
「おーい、おーい」とはっきりと聞こえる霊の声だったり、あまりにも主張の激しいラップ音だったり（ガッツリ壁を叩いてるっぽい音）自動扉さながらなポルターガイスト現象までも起きていました。
一番驚いたのは「Yama Q」さんが霊に向かって熱湯をかけたら霊が熱湯に反応して断末魔をあげた動画でした。
熱湯が苦手な霊だったんでしょうか。
Yama Qさんが検証や考察もしていまして謎の心霊現象については事故物件というよりは古墳などがある土地柄に関係があるのではないかと考察していたのがとても興味深かったです。
確かに心霊現象と土地（場所）って深く関係があると思うんです。
いわゆる有名な心霊スポットって共通した謎の現象が多く起きていますし偶然だけでは片付けられない事象も多いように感じます。
なんらかの理由で、その場所の時空や磁場が歪んでいてパラレルワールドにつながりやすい状態になっている可能性があるんじゃないのかって不思議大好き人間の私としては妄想して楽しんでしまいます。
以前の記事で「自分が好きなホラードキュメント」でも紹介した「ゾゾゾ」さんですが羽生蛇村（岳集落）の動画で落合さんが神隠しになりかけたことがあります。
落合さんと同行していた長尾くんと落合さんの時間軸が完全にズレていたり落合さんのいなくなり方も自然にフッと消えてるとこが異質すぎて怖かった。
こちらの動画は神隠しの部分をノーカットバージョンにして新たに再アップした動画です。
是非ノーカットバージョンも体験してみて下さい。
羽生蛇村って他の心霊系YouTuberさん達もたくさん訪れている有名な心霊スポットで似たような不思議な現象が多く起きています。
こちらの動画は「原田龍二の人間TV」さんと「ダラシメシ」さんのコラボ動画で羽生蛇村に行く道中の車中での会話の動画なんですが興味深いことに「時計が10分狂ってる」という会話があります。
土地からくる現象なのか時間軸がズレるという共通の怪現象がここでも起きてます。
阿部さんが狐が先導しているという話もしていて羽生蛇村で起きている現象が狐に化かされるということなのかどうなのかが気になって見てました。
やーかずさんが前にも羽生蛇村に行った時があったそうですが再び訪れた今回と道なりや情景が前回と違っていて左右が逆転しているような気がしたという不思議な話もあったり写真についての話など他にもいろいろと不思議な現象があったコラボシリーズだったので個人的にとても興味深かったです。
このコラボに関する関連動画の再生リストを作ったので興味がある方はこちらからどうぞ。
実を言うと私自身も狐か狸に化かされたかもしれない体験があるんです。
子供の頃に母の実家に行くため両親と一緒に夕方頃、車に乗って山道を走っていました。
ところがいくら走っても峠を越せず一本道なのに道に迷ったというのです。
とうとう日が暮れて夜になってしまいました。
田舎の山道だし街灯なんて一個もなくて辺りは一面の暗闇です。
道路は車が一台分ほどの幅しかなく反対側から車が来たらすれ違うことすら出来ないような細い道です。
例えるなら新耳袋の「山の牧場」に出てくるような細い道です。
「山の牧場」も不思議な話ですよね。
あそこの場所も絶対に何かあるはずです…
私が迷った時の話に戻します。
少しでも道をそれたら周りは崖なので車が崖から落下して家族全員が死んじゃうようなヤバい状況下でした。
しかも周りが暗すぎてヘッドライトの先の道路が見えないような危うさで父が脂汗を出しながら気をつけないと崖から落ちると慎重に運転していました。
それでも走っても走っても何度も同じ場所に戻ってしまいます「また、ここだ」「どうして⁉」両親達が恐怖に戦いていました。
そんな両親達を余所目に私は後部座席の窓から外をそっと覗いてみました…今でも覚えているのですが周りは漆黒の闇で何見えませんでした。
空には木の枝が網のように生い茂り星も月も見えず辺りは静寂で車の周りのほんの3cm先はただただ暗闇が広がっているだけでした。
一寸先は闇っていうけれども…
対向車も一台もなく誰もいない夜道の中で私達の車しか存在しない絶対的な暗闇の空間の中に取り残されたかのようでした。
ここまでの真の暗闇は見たことがなくて私はただただ怖かった。
それからしばらくしたら、やっといつもの道に出られて国道に出ることができました。
普通なら1時間ほどで夕方あたりには祖父の家に着く予定のところが迷ったためにかなり遅れて深夜の1時頃に着いたのです。
この時の父の時計は原因は不明ですが止まってしまっていたのか現在の時刻とずれていたことに気が付かず時間があまり経ってないと父は思っていたそうです。
祖父から「こんな時間帯に来ていったいどうした？」「もう夜中だぞ？」と言われて異常な状況だったんだと両親達はやっと把握できたそうです。
「あそこの峠の茶畑の場所は昔から狐が出ると噂に聞く場所だから、それは狐に化かされたんだ」
「命があってよかった」
「狐は命をとるまで追っかけてくるそうだからな」
「死ななかったのは誰かが護ってくれたに違いない」
と祖父に言われました。
あの時は無事に祖父の家に辿り着けてよかったです。
自分の体験や他の人の体験からして察するに…もしかしたら本当に狐や狸に化かされることが今でも現実にあるのではないでしょうか。
不思議な場所って意外と身近に存在しているのかもしれませんね。