絵の迫力に圧倒されたことはありますか?
今回は自分のYouTubeチャンネル「もうみぃnote」で大友克洋クラブのオフ会に参加した時の話を動画にしたのですが、その関連での補足を兼ねるといいつつもいつもの独り言の記事となっています。
恥ずかしながらあまりにも昔のことでオフ会をしただろうという5年間ほどの幅で年代は確定してるのですが正確な日時が自分でも覚えていません💦
この時の水口先生は漫画家というよりはイラストレーターだった印象があります。
「プレイステーションというゲーム機があるんですけど分かりますか?」
というセリフからしても昔の話なのが分かりますよね。
補足になりますが水口先生の直筆サインは今でも持ってます。
K会長が編集・発行した水口先生のイラスト集「MOON CHILD」限定150部ナンバリング&直筆サイン入りという自費出版の本を私は購入していてこちらの本の発行日が1989年なのです。
今思い出したのですがオフ会で水口先生に「MOON CHILD買ったんですよ」って言ったら先生が超絶に赤面なされて「えっアレ買ったんですか?はっ恥ずかしい!えっえーっ!?参ったな💦恥ずかしい…」とかなり激しく取り乱されていた記憶があるので1989年より後にオフ会は開催されてますね。
個人的にはタイトルからしてflagそのものです。
「MOON CHILD」
あと他にも
「単行本2冊だけ発売してる」
「ソニー」
「イニシャルがK」
とか個人的な話なので恐縮ですが謎の共通キーワードがでてきます。
みなさんにも自分の体験や過去の出来事を振り返るとパターンのように同じキーワードに遭遇したり規則性のあるシンクロニシティはあるはずです。
それはまるでデジャヴュみたいな感覚です。
振り返ると必ず誰にでもあるはずです。
たまに振り返って規則性の偶然を発見したなら…そこに何か意味があるのかもしれませんよ。
逆になんの意味もないかもしれませんが…
ただ人はそんなに暇人じゃないので過去の体験など振り返らないからシンクロニシティが起きていても気づかないことがほとんどなんだと思います。
これはシンクロとは関係のない話ですが大友先生のファンには私が出会った美術の先生にしろ水口先生にしろ絵が上手な方がやたらと多かったです。
そもそもK会長も絵が上手なんです。
大友先生の絵のパワーに引き寄せられて同じような志がある人々が集まったのかもしれませんね。
あと不確かな記憶として悔しいのがオフ会で私の他にもう一人女子が参加していて、その子が長時間K会長の本を読んでたんだけど…
その本のタイトルがなんだったのかがあやふやなのが悔しい。
「ガラスの地球を救え」や「手塚治虫式漫画家入門」等の漫画作品ではなくてエッセイ本を読んでたんですよね。
K会長はもともとは手塚治虫先生の作品のコレクターだった方なので手塚治虫先生の本もたくさん持ってたようです。
漫画というと必ず出てくる
「手塚治虫」
という王道のキーワード。
このオフ会で見たのが大友克洋先生の直筆の絵を最初に見た体験だったのですが(しかもプライベートでさらっと描いた絵とか貴重すぎる体験ですよね)他の機会でも大友克洋先生の直筆の絵を見たことがあります。
2012年に秋葉原で開催された「大友克洋GENGA展」です。
この貴重な原画展を見に行った方はいるでしょうか?
いやぁ〜すごかった。
もう神の領域ですよね。
コトバにならないパワーに圧倒されるのはこういうことかと。
私は機会に恵まれていて過去にいろいろなプロの漫画家さんの生原稿というのを見たことがあるのですがプロの漫画家さんの生原稿は美しいのです。
印刷されてるものとは違い生原稿は美しくプロとアマの違いは生原稿を見れば一瞬で理解できるくらい分かりやすいです。
私の描いた漫画の生原稿は修正液で汚く修正しまくってるし線はガチャガチャでぎごちなくベタの塗り方もムラだらけなので印刷してどうにか誤魔化せたらいいなという有様なのでプロの漫画家さんのアナログの生原稿のオーラは別物で神々しいモノなのです。
それがあの大友克洋先生の生原稿となればオーラが違うし繊細な線なのに圧倒的に描き込まれていて独特の世界観もあって迫力があり普通のプロの方の原稿とは比較になりません。
有名な話ですが大友先生のアシスタントさんは背景を描く際に定規じゃなくて長い長い凧糸を張り巡らせて描くそうです。
とんだけ長い消失点なんでしょうか…
漫画ってB4サイズなのに凧糸って💦
しかも大友先生はあの緻密な瓦礫のビル群とかをアシスタントに任せるのではなくビルを描くが好きだからできれば自分で全部描きたい方だったそうですよ。
もうここまできたら「神の領域」
印刷された絵を見ても圧倒されるんだから生原稿を見たらそりゃあ〜もっともっともっと圧倒されるに決まってるじゃないか〜そんな絵を描ける人がこの日本にいるんだよ✨同じ時代に生まれてきただけでも良かったよねという話でした。
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