2024年1月31日 食塩水の問題は面積図で解くべきか
今日は1月31日。1年後の1月31日は、おそらく受験前夜。どんな気持ちでいるのだろうか。自分自身が受験した時よりも不安になってしまう。
今週は塾がないので、妻がセレクションした過去の問題を解いている。今日は食塩水の問題に挑戦した。2つの濃度の食塩水を混ぜ合わせたりする問題。
解答・解説を読むと、この手の問題は、面積図という解法を用いるようだ。
食塩の重さ = 食塩水の重さ ✖️ 濃度
という関係を長方形の面積で表す解法である。確かに面積図を用いると瞬殺で解ける問題もある。だが、どうもしっくりこない、というか直感的に分かったことになるのだろうか、という疑問がある。
確かに面積で食塩の重さがわかると視覚的に分かったような気にはなるが、そもそもこの面積図を書ける時点でその子はよく理解できているよね、逆にいうとよく理解できない子が面積図を利用できることはないよね、と思っている。
私と同じような意見を述べている方もいる。
ただ、塾からのアドバイスは、「塾の方針を信用してほしい。いろんな参考書に手を出さないでほしい」だ。塾が紹介する面積図を訝しむのもよくなさそうだ。
そこでこう考えることにした。
面積図はあくまでも「解法」である。
本質を理解して、そのうえで面積図を使えば、非常に短時間で問題を解くことができる。
本質を理解するため手段が面積図、と思ってしまうと、混乱する。本質は時間をかけて理解してもらおう。
そもそも食塩水に関する問題なのに、食塩の重さにだけ着目して解く、というのも子供にとってはトリッキーなのでは、と思っていたところ、同じように考え、アプローチを変えている先輩を発見!目から鱗だ。
明日以降、息子の目からも鱗をはがせるよう、コツコツとやっていこう。