見出し画像

読書をする時に考えること

こんばんは。
わたしは読書が好きです。本を通して、新しい知識、新しい価値観、先人の知恵、解決策、並べきれないだけのモノを得られるように思えます。

そんな私が考えていることを、私なりにまとめます。
読書をしない方、苦手な方、色々な方の参考になれば幸いです。

なぜ「本」を読むのか

本を読むきっかけは人それぞれかと思いますが、わたしの場合は「答えが欲しい」時に、答えを探しに書店を訪れることが多いと思います。

仕事(エンジニアをしております。)で新しい技術が求められた時に、その技術書を探しに行き、仕事のやり方に詰まった時は仕事術の本を探しに行き、何かにモヤモヤしている時はそれを晴らすために、、、このような感じで、何かを解決したい時に書店に行きます。

解決したいことは目の前のことだけではなく、未来、いつか来るかもしれないし、こないかもしれないことも。

はじめるときは目的をもって

本を読み始めるきっかけはひとそれぞれ。

以下のようなきっかけで、漠然と「読書をしたい」と思う機会から始まることもあるかもしれません。

  • 所属しているテリトリー(会社、学校)から勧められた

  • 有名人やインフルエンサーに感化された

このようなきっかけも始める良いタイミングだと思います。
ただし、何の目的もなくただ読んでも、内容はスルスルと消えていくと思います。
「勧められたものを吸収しよう」でも、「ビジネススキルを身につけよう」でも何でも良いと思います。
目的を持って本を読めば、最後に少しだけでも、自分の中に残ります。

ぜひ「何のために読むのか」を忘れずに。

読みたい本がないときは、それはそれでよい

何かのタイミングで「本を読みたい!」と思ったものの、読みたい本がない時は、焦らず、ゆっくり考えてみましょう。

  • 今自分に足りないと思うもの

  • 来月から必要になる知識

  • 人生のモヤモヤ

  • 海外に行きたいという夢

  • 娯楽

ゆっくり考えて、今の自分に何が必要なのか、その目的にあった本を選ぶと良いと思います。ここでもなんのために読むのか、の目的とセットで。

それでもないときは、無理して読まなくても良いと思います。本は安い買い物ではないです。一冊1000円くらいから、高いもので数千円します。

無理して本を買うくらいなら、ちょっと贅沢なランチを食べるなり、ゲームに課金してちょっといい気分になるなり、それもまた今日の自分を労って、明日を頑張るために必要です。
読まないならまだマシ、読んで疲れるなら本末転倒です。

必要なタイミングは人それぞれ、読書だって銀の弾丸ではないので、読書にこだわる必要はありません。

なぜ「本」なのか

生成AI全盛期のいま、私も通勤時にChatGPTとディスカッションしたり、ちょっとしたことをお任せしたりします。

皆さんも疑問、Excelの関数、プログラムの書き方、もしかしたら人生相談なんかも、ChatGPTに聞いたことがあるかもしれません。
ChatGPTはどんなことにも、とても親身に回答してくれて、この上ない心理的安全性の高さがあります。

ChatGPT(生成AI)に限らず、ブラウザから検索すれば、無限(に近しい量)の情報に溢れています。
そのような状況でも本から学ぶ理由を考えてみます。

それでも本から学ぶ

ChatGPTも当たり前に間違えます。そもそもプログラムが、入力された文章をもとに巨大なデータモデルから出力を生成しているだけ、そこにはなんら根拠はありません。
検索して出てくる情報についても、その正しさを判断する必要があります。

その反面、本には以下のようなメリットがあると考えます。

  • 体系的にまとまった情報

  • 校閲を通した、正しい情報、内容

これらを理由に、情報過多な現代、スマホをひらけば多くの情報に触れられる今日であっても、本という媒体には価値を感じています。

紙の本と電子書籍

もう一つ、今は「紙の本」と「電子書籍」の選択肢があります。
わたしは両方使用していますが、それぞれにメリットを感じます。

紙の本

紙をめくりながら読むというのは、電子書籍よりも集中できます。
「さっきなんて書いてあったっけ」なんて思って数ページ戻る、なんてことも簡単です。

電子書籍

場所を取らない、これに尽きると思います。
外出にはKindleが欠かせません。

どちらが良いかは一長一短です。それぞれの生活スタイルに合わせて選ぶのが良いと思います。私は家では紙の本を、外出中はKindleで読みます。

読む

読む時の話に入ります。
わたしが読書をするときに気をつけていることです。

  • 一言一句完璧に読もうとしない

  • 興味のない章は飛ばす

  • 合わないと思ったら読むのをやめる

それぞれについて考えてみます。

一言一句完璧に読もうとしない

本を買うとどうしても「全部読まなければいけない」と思いがちです。
ただ、そんなことはありません。重要なのは「何を学ぶか」だと思っています。
太字を中心に読む、章の最初と最後を中心に読む、など。
その人が楽しいと思う方法で、一番学びが多い結果につながる方法で良いと思います。

興味のない章は飛ばす

何らかの目的をもって読み始めても、全てがマッチする本をあまりないと思います。
どんな本でも「何か違う」という部分も当然あると思います。
そんなときは、迷わず読み飛ばしましょう。
辛くなってやめてしまうよりは、全然良いと思います。

合わないと思ったら読むのをやめる

何かに惹かれて、休日にいざ読もうと本を開いて、序章を読んでいると「思っていたのと違う」みたいなことがあります。
ちょっと読み進めても、そのモヤモヤが消えないとき。

そんなときはきっぱり読むのをやめてしまいましょう。
その「自分には合わなかった」を知れたことが大きな学びだと思って、本を閉じましょう。
次は自分に合う本を見つけられるように。

読みながら、読んだ後

私の場合は、冒頭でもお話しした通り、何かの目的で本を読みます。
読みながらでも、読んだ後でも、その目的を達成できるか、達成に少しだけでも近付いたか、新しい何かを得たか、そんなことを考えます。

「これだ!」と思って翌日から意識したり、書いてあった内容を参考に次の日はちょっと手を抜いたり。

もしかしたら、最後まで読んで、何か自分には違かったな、なんて思うこともあるかもしれません。

まあ、それもそれで、新しい学びなのではないか、なんて気楽に考えて終わります。

おわりに

ここまでとりとめもない文章をお読みいただきありがとうございました。

私自身も最初は読書に疲れるタイプでした。
ただ、ちょっと気楽に、ただししっかりと目的をもって、本を読むようにしたら、多くのことを学べることに気がつきました。

新しいことにチャレンジする準備、ちょっと生活に疲れた時、本を読むことで少しずついい方向に向かえました。

私の考え、経験が、少しでも皆様のお力になれば幸いです。
ありがとうございました。

いいな、と思って筆者にコーヒーをご馳走してもいいよと思った方は、購入していただけると嬉しいです。
この先は感謝の一言のみです。

ここから先は

32字

¥ 150

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?