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読み聞かせした本(54)『ぐりとぐらのえんそく』2024年10月

小学校の図書館司書をしています。
図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。

『ぐりとぐらのえんそく』 なかがわりえこ やまわきゆりこ

選んだ理由

・『くじらぐも』を学習するのに合わせて、なかがわりえこさんのお話を読んでほしいと担任の先生からリクエストがあったから。
・『ぐりとぐら』のシリーズは何冊かあったが、来月、遠足に行くので『ぐりとぐらのえんそく』を選んだ。

子どもの反応

・表紙を見せたら、「知ってる~。」「ぐりとぐら!」「おうちにある!」と口々に反応があった。
・「どれ みてみよう」と、ぐらはリュックサックから めざましどけいを だしました の場面では「え、え~!!」とめざましどけいが出てきたことに驚いていた。
・「もう もてない。ころがしていこう」のところでは、なぜか「わぁ~お!」という反応があった。
・『ぐりとぐら』は知っていても『ぐりとぐらのえんそく』は知らない子も多かった気がする。もしくは読んでもらったことがあっても、忘れているのかも。

気づき

・昨年、ちょうどこの時期に『となりのトトロ』の本を探していた子がいて、偶然『さんぽ』の作詞が中川李枝子さんだと知った。全子どもが歌えるあの名曲の作詞もされていたなんて!と驚いた。来年『くじらぐも』にまつわる話をするときに、そのことも紹介しようと思っていたのにすっかり忘れていた…。備忘録として残しておこう。

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