見出し画像

それは感情のリセットだったんだ

子どもたちだって時には泣きたいんだ。

私の子どもたちがまだ就学前や小学校低学年の頃のこと。

普段あまり泣かない兄。最近なんだかおかしいな。と思いながらも様子を見ていると、やっぱりおかしい。ちょっとしたことでイライラして、何かに当たるよな仕草がちらほら。妹たちにちょっかい出したりもしばしば。母親である私の方の感情が不安定だと、お互いのイライラが母の怒りの起爆剤。で、爆発。抑え込もうと強く叱ると、火が付いたように泣き出した。

あ~。ごめんね。こんなことで怒ってしまって。なんか日頃のイライラが積み重なってるんだよね。あなたが悪いわけではなくて、感情的になっているのはきっと数日前の職場のあの出来事でしょ、3日前の旦那さんが靴下そのへんにに脱いでたことでしょ、あの時のレジの店員さんの態度が気になっていて・・・・。でもなんか、今大きな声で怒ったらちょっとすっきりした。そんな風にストレス発散したらダメなんだろうけど、感情がリセットできた気がする。でも反省・・もやもや。

なんて頭の中でいろいろ考えている。ふと子どもをみると、しばらく泣いていた子どももスッキリしてもう遊んでいる。妹たちといつも通り。

そうか子どももリセットしたんだ。そりゃそうだよね。子どもなりの日頃のいろんな出来事があって、そこへのいろんな感情があって、楽しいことばかりではない。納得いかないことや腹が立つことや自分を出さないように我慢していることや積み重なっての今だったんだね。形は良いものではないけど、私が怒ることで泣くことができて、それらを吐き出せたのかな。

そんな経験が何回かあった。

さらに下の妹たちにも、感情のリセットの瞬間があることに気が付いた。私が怒った時だけでなく、子ども自身で感情を出して泣いている時もある。リセットをすることでいつもの感情は落ち着いているし、コントロールできるよになってくる。そう感じた。

子どもだって泣きたいときはあるし、泣いていいよね。


****

オンライン座談会します。





いいなと思ったら応援しよう!

もっと、sodateku // 親と子の「育ち」支援の集い@岡山
小さな積み重ねが誰かのために。いただいたサポートは今後の親子支援の助けになります。先ずは、今企画中の「今どう考える?子どもの育ち」で募集した作文の冊子作成のために使います!よろしくお願いします。