2022年上半期総括
目次
米中間選挙の年は乱高下が多い
株価は底打ちしたのか?
次々と出る悪いデータ
S&P500が過去暴落した時のその後
株価とVIXが異なる動き
前回0.75%の利上げを行なった時のその後
下半期の株価は…
今年上半期の株価はS&P500で年初から20.58%の下落、日経平均も8.33%の下落と芳しくないものとなりましたが、そもそも米中間選挙の年というのは下記の表を見ていただいても分かる通り、S&P500は4年間で最も上昇率、下落率ともに多い年となっています。
今年はロシアによるウクライナ侵攻があったわけですけど、下記の表を見ていただければ分かる通り、1950年以降の米中間選挙の年の最大下落率は平均で17.1%も下がっていますから大きく下落するのはいつも通りというわけです。
大きく下がった後にはどうなるかというと、1年後の上昇率も平均で32.3%となっています。
20%以上下がった年は5回ありますが、その1年後の上昇率は32.7%、33.2%、44.5%、34.6%、33.7%とどれも非常に高いものとなっています。
つまり大きく下がれば後は上がるしかないのです。
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