読書感想文 「手紙屋」
主人公は横浜の大学に通う大学三年生。
行きつけの書斎型喫茶店で目にした広告から、手紙屋の存在を知る。
手紙屋は、希望者と”手紙のやり取り”をすることをビジネスとしており、十通の手紙のやり取りを通して、希望者の人生の夢を実現するお手伝いをしている人物である。
主人公が手紙屋を知った時には、ちょうど手紙屋が始まってから十年が経っていた。
手紙屋との文通経験がある成功者には、誰もが知る俳優や有名起業家がいることを知り、少し胡散臭いと思いながらもとりあえず手紙を送ってみるところから物