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地元旅のつもり。

1泊2日の地元旅(?)。雨予報だけど晴れた。気温は高くもなく低くもなく。

面接練習に付き合ってもらった時にTuneに泊まりたいという話をした。
少しも面接練習にならなかった。

当日、お昼ご飯を食べてから集合した。少し早めにチェックインをした。課長(店長さんの名前わからない)と立ち話をして、今日ドイツ人いるから話してみなよと勧められた。

部屋を確認しに行くと、泊まるはずだったドミトリーのベッドが全部使われていた。ベッドとして使う所以外の場所にもハンガーをかけていたり荷物を置いていたり、他にも客が来ると思っていない使い方だった。ドミトリーではよくある事らしい。他人の荷物を勝手に移動させるわけにはいかないので部屋を変えてもらった。広い部屋になった。最高に快適だった。

オカリナを吹くドイツ人とお話して、ピアノやドラムなどの楽器を使わせてもらってセッションした。少しだけピアノのコード進行を教えてもらった。コード使って好きなように弾いて!って言われたけど全く対応できなかった。

友達と2人で散歩に出かけようとしたが、いつの間にか夜ご飯の話になっていた。課長が出資してくれて、ハンバーグにきまった。成り行きで調理の手伝いをすることになった。ドイツ人と食材を買いに行った。適当でいいよ!のノリが外国らしいなと思った。

僕は手持ち無沙汰で暇していた。ドイツ人が「サラダ作る」と言いながらキャベツをざく切りやみじん切りにする様子を眺めていたら、「監督!ちゃんと監督してください!」と課長に𠮟られてしまった。友人は黙々と玉ねぎを切っていた。

スパイスや調味料を目分量で入れまくるドイツ人と出資したもんだからちゃんと食える物を食べたくてちょいちょい口を出す課長と初めて来て調理場の使い勝手がわからない大学生2人と、ドタバタしながら異文化交流というか、さながら中学生の調理実習のようだった。

食べ始めたのは20時をまわった頃だった。いつのまにか日本一周しながら働いているらしい屈強な男の人も混ざっていた。自分たちで作ったハンバーグは美味しかった。
何しに来たんだっけ、と思った。

その後、閉店間際のendeavorに行って、クラフトビールを2杯だけ飲んだ。縄文のやつ。後味が栗で不思議だったけど、すごく飲みやすかった。

コンビニに行ったら、通り道に足湯の妖精さんが居た。夜にプリンを食べた。身体が求めていた味だった。

朝。狙っていた喫茶店チェリーは閉まっていた。散歩しながら行先を五稜郭へ。めちゃくちゃ歩いた。途中でカラオケを挟んだ。
昼ご飯は茶結へ。ナポリタンとコーヒーのセットにした。美味しかった。
五稜郭公園へ行った。友達がおすすめしていた美術館での展示を見てきた。500円分は童心に帰って楽しんだ、200円は研究頑張ってねの気持ち。

そこからさらに歩いて、バスに乗って、歩いて、なんとか帰ることができた。

旅行できないので、マイクロツーリズムのつもり。

あと半年で、大学の皆と遊べなくなる。そもそも連絡すら取らなくなるだろう。でも、お願いだから、結婚式と葬儀だけは呼んでくれ、と思う。

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