give&take与える人こそ成功する時代

皆さんこんばんは。motsuです。

今回は「give&take与える人こそ成功する時代」を引用して内容の要約と使えそうな内容を紹介します。

本書では、

ギバー(相手の利益を最優先に考え与える人)

テイカー(自分の利益を最優先に考え受け取る人)

マッチャー(give&takeのバランスをとる人)の3つの考え方があります。

あなたはどの考え方に当てはまるでしょうか?

一見ビジネスの世界では、ギバーは自分の利益が確保できない弱者のように感じますが、実はそうではありません。

なぜ、成功者にはギバーが多いのかをこの記事では取り上げていきます。

自己啓発的な内容になっていますので、生きる上での考え方の参考にしてみてください。


この記事を読むと…

①自分の考え方がギバー寄りになる

②ギバーがなぜ成功するのかわかる

③損得感情にとらわれにくくなる

④ギバーが気を付けるポイントが分かる


ギバーであることのメリット


(1)良質で長期的な人間関係の構築

テイカーのコミュニケーションは自己主張が多く自分のエピソードや自分の考えを話すことが多いです。

それに代わり、ギバーのコミュニケーションは相手の話を聴いたり、緩い質問を投げかけることが多いです。

与えることをするので自己主張より、相手を引き立たせる性質が強く信頼関係が強いものになります。


(2)教育者として成功しやすい

良い教育は、生徒や部下を信じることが大切です。

この子はできると信じて接すると本当に出来るようになります。

逆に可能性を信じられないと、それはあなたにはできないという態度が伝わり自信を失ってしまいます。

テイカーは自分の利益を優先するので、部下の才能が確かなものでなければ信頼がおけません。

ギバーは全ての人に才能があると確信しているのでその人の才能が開花していない時も惜しみのない援助と指導を与えます。

実際に、一流のピアニストになる人はギバーに教わったことがきっかけでピアノの道を極めることが多いです。

誰でも初めからできる人はいません。

はじめにできると心から信じてもらえれば自然に出来るようになり、その道を極めることもできます。


(3)チーム全体での利益を増やすことができる

ギバーはチーム全体での利益を考えて行動します。

チームの利益が上がると思ったら誰もがやりたがらない仕事も率先して行うのです。

個人の利益以上にチームの利益を考えて行動することで、個人の利益の向上にもつながります。


(4)影響力を発揮することができる

ギバーの発言は他の2つの考え方をしている人に比べて意見が通りやすいです。

ギバーは日常の中でチームの力を上げることに力を使っているので他の人からの信頼が厚いのです。

かなり手厳しい意見を言ったとしても、この人はチームのために言ってくれているんだと周囲が思ってくれるため、腹落ちしてくれます。


(5)信頼のおける自分の居場所ができる

思い浮かべてみてください。

あなたが、会いたい、話したい、一緒にいたいと思う人は、自分の利益以上にあなたの利益やあなたの幸せを考えてくれる人ではないですか?

あなたも自分の安心できる居場所が欲しかったらギバーになり、チームの事や、ほかの人に「与える」という行動をとってみてください。

自然に自分の居場所ができてきます。


(6)返報性の法則を結果的に大きく受けられる

なにか親切な行為をされたときに、もらった以上にお返ししたくなる原則を返報性の法則といいます。

もちろんギバーは見返りを求めて何かを与えているわけではありません。

だからこそ、ギバーの行為はいやらしさや、厚かましさを感じさせない親切になります。

そのため、この返報性の法則の効果は絶大で、他の2つの考え方に比べても返報性が大きく異なります。


ギバーが注意するポイント

ここまで、ギバーであるメリットを記載していきましたが、ギバーであることにはリスクもありますので、注意点も併せて書いていきます。


(1)自分の利益も確保することを考える

ギバーの考え方で意識しなくてはならないのが自分の利益の確保です。

自分の利益のことを考えられなくては、お人好しで終わってしまい、搾取され続けてしまいます。

重要なのは、自己犠牲をするのではなく、自分の関心と、他人の関心をすり合わせるように努力し、自分のニーズも満たすように他人に与えるという事です。


(2)テイカーとの接し方に注意する

ギバーで気をつけなくてはならない点として、テイカーとの接し方です。

テイカーに与え続けると、利用され続けてしまいます。

まずはその人が3つの考え方のどの部類に値するかを考えて行動しましょう。

そして仮にテイカーと人間関係を築かなければならない場合は、自分はマッチャーになり、give&takeを使い分けなければなりません。

相手がtakeしてきた場合は自分もtakeを求め、3回に1回くらいの割合でgiveをするようなイメージです。

テイカーとの付き合いで陥りやすいこととしては、

・信用しすぎてしまう

・相手に共感しすぎてしまう

・臆病になりtakeができなくなってしまう

以上のことがあげられます。



まとめ

①ギバーは社会的に成功するために必要な考え方である

②ギバーでいることに対するメリットはたくさんある

③ギバーで成功するためには注意点がありここを間違ってしまうと搾取される存在になってしまい成功はできない

今回は自己啓発系の記事でしたが、人付き合いや、社会で生きる上で参考になりましたか?

ちなみに私は、すごくマッチャーでした。営業職について、営業をする中でマッチャーでは、お客様の信頼を獲得するのに限界があると感じました。

今では間違いなくギバーであると思います。

テイカーとの付き合いも仕事をしている以上ありますが、この本を読んでからテイカーに対しても恐怖に負けずにしっかりと要求を伝えるようにしています。

ギバーの考え方とテイカーとの付き合い方を実践することで、私に集まる周囲の人間がギバーの人が多くなってきました。

これは偶然でもなんでもなく、私に与えられた人間が、私に恩返ししたいと思うと同時にまた頼りたいと思ってくれているからです。

また、テイカーとの付き合い方を学ぶことで、私自身、搾取されにくい言動を使っています。

これらをすることで、私自身人間関係の悩みはほとんどありません。

皆さんもぜひ成功できるギバーを目指して、質の良い人脈と協力者、そして、安心できる自分の居場所を作ってください。

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