哲学をかじった話(後編)
こちらの記事は後編になっております
この記事だけ読んでも
きっとなんのこっちゃわからないと思うので
よかったら「哲学をかじった話(前編)」も読んでください!
さて後編です
後編は、
前編で書かせていただいた
他人に自分の意見を押しつける
なんとも迷惑なわたしが
哲学をすこしかじることで
ちょっと大人として成長したのではないか?
というお話です。
この記事を読んでくれた人に
少しでもためになるように書くつもりですので
どうぞ最後までお付き合いください。
さて…
わたしが
なぜ哲学に興味を持つようになったのか?
そもそも哲学とはなんなのか?
そこからお話をしたいと思います。
まず「哲学」とはなんなのか?
ある本にこのような事が書いてました
哲学とは何かの根拠を考えたり、
価値判断を行なう作業(吟味)のことで
価値や本質、「なぜ~なのか?」を問う「対話」なのです
これが正解というわけではなく
一つの例であり参考程度に思ってほしいのですが
そしてこれを聞いてもよくわからない人は
次の文章を読んでみてください
例えばわたしがあなたに
「人生を豊かにするためにはガールズバーに行くべき」と言ったとしましょう
そして、あなたは本当にガールズバーに行くべきか?自分に問います
あるいは友人に問います
そして議論します。この行為が哲学です。
もっというと
よく耳にする「人はなぜ生きるのか?」
この言葉が聞こえたら反射的に「それ哲学?」って言っちゃった経験とかないですか?
「人はなぜ生きるのか?」の根拠を考えたり
あなたが思う「人はなぜ生きるのか?」と、
誰かが思う「人はなぜ生きるのか?」を議論し合うことこれが哲学らしいです。
さぁ哲学がなんとなくわかったところで
わたしが哲学に興味をもつきっかけとなったある本を紹介します
その本のタイトルは
「大論争!哲学バトル」です。
この本は、
様々な時代の哲学者達が集まり、
現代の世の中が抱える問題について
熱い対話をしていく本です。
ほんとに対話したわけではなく
生きていたとしたらこんなこと言ったんじゃないかな~という仮想の対話で議論をしたいく内容です。
例えば…この本にはこんな内容が書かれてました
少年法を厳罰化すべきかどうかという問題です
厳罰化すべきという哲学者もいれば
厳罰化すべきじゃないという哲学者も居ます
あなたならどう考えますか?
人の物を盗むのが好きで窃盗をする人を仮に死刑にするとして
家が貧乏で生きるためには盗むしかなかった人も同じく死刑にしますか?
すごくざっくりですがこのような問題に対して
哲学者たちの当時の思想を元に仮想論争が繰り広げられます。
わたしは読んでいて色々考えさせられました。
気になった人は是非全部読んでみてください!
わたしはこの本を読むことで
【もっと相手を理解したうえで発言しよう】
【視野を広くして物事を考えよう】
【自分の思う正解は誰かにとっては違う】
と、考えるようになりました。
わたしは前編で
ガールズバーの女の子に自分の意見を押しつけて
兄貴分にそれは良くないことだと言われました。
その子にだってその子の考えがあるし
生き方が違えば、
考えかたも違ってくるのは当たり前。
そんな簡単なことを僕は見失ってました。
もっとその子の話を聞くべきでした。
あなたはどうですか?
自分の意見を相手に押しつけていませんか?
あなたがあなたの意見をもつことは良いことです。
でも、他の人もその人なりの意見・気持ちがあって生きています。
それを真っ向から否定したり、自分の気持ちを押しつけることは正しいことですか?
イヌ派、ネコ派どっちが居ても良いんです
互いの欠点を見つけて難癖つけるより
良いところを褒め合って話す方が楽しくないですか?
自分が昔経験した辛いことを、後輩にも同じく経験をさせることに意味はありますか?
そんな無駄な時間つかうより、その経験をいかし
2度と同じ失敗をしないようにして
違うことを教える時間にした方が良くないですか?
でもこれも
結局のところ僕の一意見でしかありません。
人に自分の気持ちを押しつけないと生きていけない人だって居るかもしれないし
何が何でもイヌ派の人も居るかもしれないし
同じ経験をさせることが教育だという人も居るかもしれません。
でも、忘れないでください。
【人はひとりで生きていけません】
私たちはだれかの力を借りて生きています。
互いに理解し合える結果を見つけることに意味があるはずです
だからわたしは哲学をかじってから
人の気持ちを理解しようと思うようになりました。
それから怒ること、イライラすることが減って、その代わりに
他人に対して興味をより持つようになりました
そしたらなんとなくだけど
人生楽しくなりました。
だってほんとに人それぞれの考え方があって
聞いてて楽しいし、おもしろいし
考えさせられるし、自分の心の許容範囲も
広くなっていく感じがしました。
だから
今ならガールズバーの女の子に
「わたしなんで働いてるかわかんないんだよね~」
といわれたら
「それでもいいとおもうよ。
今わからなくてもいつかわかるときがくるかもしれないしそれで何か悩んで迷ってどうにもならなくなって、何かしてほしいってなったらそのときは助けるよ!」
これが今のわたしが考え得る最高の返しだ
でもこの考えが正解なのかなんてわかりません。
この返答が世の女性的にどうなのか。
最近ハマってるYoutuberのバイアンドちゃんに見てもらって点数をつけてもらいたいところなのだが。
それは叶わぬ夢…。
そんなことはどうでもよくて
ここまで読んでくれたあなたは
どう思ってくれたかな?
言いたいことが伝わったかわかりませんが
わたしはあなたに
自分の意見を押し付ける
勘違いもとよしのような
失敗した人生を歩んでほしくないです
そして、よかったら
この記事を読んでくれたあなたにも
哲学をかじってもらいたいです!
ガッツリハマるのは危険です。
おそらく目がバッキバキになって
人間味が薄れると思います。
勘違いしてほしくないのは
目がバッキバキの人が間違ってるとかでは
決してありません。
わたしがそういう人がちょっと怖いだけです。
※これは個人の感想ですよ。
そこそこに長くなりましたが
この記事で
少しでもあなたのためになり
人生が豊かになれば
書いてて嬉しいことはありません。
全編、後編と
読んでくれてありがとうございました。
「哲学をかじった話」
ここらで、おしまいにしたいと思います。
あっ、
最後に余談ですが
兄貴分に押しつけは良くないよと言われて
すぐそのガールズバーの女の子に会いに行って
あのときはごめんねと謝罪しました。
そのために使った金額が約8000円です
はたしてこれは高いのか?安いのか?
最後まで見てくれた人と議論してみたいものだ