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【手離す】って意識しないとできないもんなのか?
『断捨離』が広まってからかなり経つ。
シンプルライフ、
手離す生活、
人脈もつながりたい人とだけにする、
など。
街へ出れば、モノがあふれている。
SNSを見れば、情報もあふれている。
本屋へ寄れば、目を惹くタイトルの本だらけ。
そんな中、いかに自分が欲しいモノ、情報、人、だけにするか。
それ以外は手離すってことは意識しないと難しい。
私は欲しいと思うモノに出会うと、いったん日を置く。
2-3日しても”忘れられないあの人”みたいに
心をつかんで離さないくらい気になるなら、そこで購入する。
そうやって買った服、本、モノはハズレがない。
逆に日にちが経ってあっさり忘れられたら
やはり必要なかったとなる。
でも、日にちを開けても”気になる―”となったとき、
店に駆け込んでもそのモノが無かったりする。
モノとの出会いも一期一会なので
無ければ縁がないんだと諦めるしかない。
私は変化が好きなので、仕事もよく変わる。
同じ職場に何年も勤め続けられない。
1カ所だけ最長9年ほど続いたコールセンターがあった。
結婚情報会社だったが、ネットでアクセスしたお客さんに
出会いの状況を根掘り葉掘り聞いて、
「出会いがないなら、出会いの情報収集に近くの支社で
話を聞きに来ませんかー」の誘いの電話をしていた。
つまり、来社日を獲得する「営業」だ。
でも私は営業と思わず、
昔よくいた”年ごろになったら縁談世話するでーおばさん”
みたいな感じに捉えてやっていた。
出会いのない状況を興味をもって聞きながら
さりげなーく背中を押す感じでの会話がとても楽しかった。
営業と思ったら一気にやる気が下がるので、
あくまでも近所の世話焼きおばさん感覚で仕事していたので続いた。
そこ以外は基本1~3年以内で仕事を変わってきた。
ある程度仕事ができるようになったら
毎日同じ繰り返しがつまらなくてたまらない。
(雇う側にとってはかなわん人間ですね、すみません)
今までコロッコロ仕事変わりまくってきたので
職場を変わるたんび、仲良くなる同僚がいっぱいできる。
仲良くなるのでラインでつながる。
職場ごとにその数が増えて一時はそれが嬉しくもあったが、
やはり職場のつきあいは職場が変わればそれまで。
その中で今も続いている人は1-2人くらい。
仕事を離れてもつながっておきたい人って少ないもんだ。
高校時代のバレー部の仲間とも何年も会ってないが、
年賀状だけは続いていた。
が、会わない(と分かっている)のに賀状でまた会いましょうとか
書くのに違和感も覚えてきた。
娘に「会わないなら”今年も会わないでおきましょうーね”と書きや」と揶揄されるくらい。(まあそうかもな)
今年から出さないことにした。
そうして人脈も削って本当にやりとりしたい人だけ残したら
ずんずん人数が減ってきた。
なにも考えずにいると今はどんどん手に入れ過ぎてしまうが
意識して手離していくと、
本当に大切なモノ、人だけが残る。
それでいいのかもしれない。
さて、話は変わって、今日の我が家の食材。
『無職』ということで普段の買い物は控え気味だ。
米だけは夏前の”令和の米騒動”で痛い目に合ったので常備しているが、
野菜は”玉ねぎ3つ”しかない。
パンも餅もないので今日は買いに行かねば。