零細工場の電気料金を年間50万円下げた話【高圧電力、実際見積金額、具体的社名有】

親の零細工場の電気料金を、

年間50万円 下げることに成功しました。


正確には、

既存契約より▲500,956円/年(▲25.1%)

になるとの試算を電力会社から出していただき、契約しました。


このnoteでは、実際に私がおこなった

料金を下げるための方法・ステップを紹介していきます。


具体的に、どの会社が良い。

なども記載していますので、同じようにされれば、皆さんも同じくらいの結果は得られるのでは?と思います。

知らなければ、高い電気料金を払い続けているところでした(笑)


電気料金の高騰に悩める方々に、固定費削減のノウハウとしてお届け出来ればと思います。(今だと、困っておられるのは、ホテル、飲食、医療法人、クリニックとかでしょうか・・・)


このnoteを書いたきっかけは、知り合いの工場の事があったので、広く知識を広めたいと思ったからです。

知り合いの工場は、コンサルにお願いし、今や悪名高き「市場連動型メニュー」というのを、新電力(あまり名前を聞いたことが無いような会社、ハ○エネ)と契約しており、2021.1月の料金高騰で、「十数倍の請求が来た」と嘆いていました。

コンサルの言うことはあまり信用しない方が良いのではないかと、個人的には思います。コンサルは自分の儲けが第一です。

親の工場にも、知り合いの工場と同じコンサルの営業がありましたが、コンサル料というのが馬鹿になりません。

挙げ句の果てに、知り合いと、そのコンサルは電気料金の補填をするしないで揉めているとのことです。

(まあ、変えてから1年間はすごく安かったみたいなので、微妙な話のようですが、

「トータルだと電気代が数十万増えた」とのことなので、その分の補填をコンサルに要求しているようです。いやはや・・・)


なので、コンサルという胡散臭い人にだまされてギャンブルのような電気契約に変えると言った愚行は実施せず、

ノーリスク(手間はかかりますが・・・)で、大手電力の通常料金から25%くらいは安くなるやり方をお伝えしたいと思います。


もちろん、メリット額は皆様の契約状況によるとは思いますので、確約は出来ませんが、、、、


私の経験からすると、この流れを実施するだけで、零細工場的には大きな金額が毎年浮いたので、ぜひ試して欲しいです。



〔注意点〕

メリット額は、契約によって違うのですが、以下条件に当てはまる場合は、今の契約より確実に安くなると思われます。

・大手電力会社の通常メニュー高圧電力の契約者

以上。これだけ。

現在、新電力へ切替済の方も、本手順を試せば、安くなる可能性があるかと思います。



~それでは、本編へ。~

まずは、経緯から。


〈経緯〉

・昨今の不況により、固定費削減のため、親の経営する工場の電気料金契約の見直しをすることになり、私が作業をおこないました。

・契約満了月の5ヶ月前から作業を実施し、なんとか3ヶ月前の解約申し込みをおこない、新しい電力会社に変更できた所です。


〈電気契約について〉

◆変更する前

・大手電力会社の通常の高圧電力メニューを契約

・設備容量48kW

・年間使用量 88、765kWh

・年間電気代 1,998,536円


◆変更した後

・大手新電力と契約

(よく知らない会社は倒産とかしてるので、巻き込まれたりすると面倒なので、倒産リスクが少なそうな会社にしました。)


・市場連動型ではなく、固定価格の契約

(市場連動型だと、いきなり多額の電気料金請求が来たりして迷惑を被る可能性があるので、固定価格にしました。)


・設備容量と、年間電気使用量は変わらず(試算なので)


・電気料金試算額 1,497,580円



〈具体的な手順〉

①現在の契約内容のチェック

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