見出し画像

誰もがオリジナルストーリーを持っている。

こんにちは、もとこです。
Twitter上では音大生ライター&エディターと名乗っているものですが、まだまだ駆け出し、ひよっこです。
そしてこの記事を出す頃にはすでに音大卒、になっているかもしれません。

そんな私が、先日突然投下した以下のツイート。


今回は、私の軽い自己紹介もかねて、いろいろあってここに至るまでの経緯なんかを、書いてみようと思います。


目次
1.インタビューの面白さを知った、2020年
2.音楽に関わる人こそ、インタビューしたい
3.私が音楽人をインタビューしたいワケ

オリジナル14

1.インタビューの面白さを知った、2020年

今年音楽大学院を卒業する私は、4月からとあるwebメディアに社員として本格的にジョインさせていただくことになっています。そして昨年5月から半年ほど、メディアのインターンとしてお仕事をさせていただいてました。

生まれて初めて、けっこう書くことに謀殺された期間でしたが、一番安心したのは、どんなに大変でもやっぱり自分は文章を書くことが好きだし、これは自分にとって落ち着く行為なんだなあということ。

そしてお仕事の中でもとりわけ、“インタビュー”の楽しさは格別でした。

最初こそ緊張しましたが、どの方の話も本当に刺激的で、それぞれに熱い想いを持っていて、こちら側が勉強させていただくことばかりでした。

地方創生のため起業し会社を経営している起業家さん、
NPO団体を立ち上げ地域の困っている人を支援している活動家の方、
政府と共同のプロジェクト開発を進めている研究者さん。

中には何度もメディアの取材を受けている人もいらっしゃったので、何をどう聞いていくべきなのか迷ったこともあったし、ハイレベルな話についていくのがやっとでめちゃくちゃ初歩的な質問を投げてしまったり、家のWi-Fiが弱くて何度もzoomが固まってしまってご迷惑おかけしたり...と、相当未熟なインタビュアーだったと思いますが、優しく付き合ってくださった方々には感謝しかありません(涙)。

2.音楽に関わる人こそ、インタビューしたい

で、ここからが本題なのですが。

実は会社では主に、社会をもっと良くするソーシャルグッドなアイディアを持っている方を中心に取材していて、音楽関係の方を取材できる機会にはまだ出会っていません。

もちろん今後、会社でそのような機会をいただけると、とっっっても嬉しいのですが。

自分のバックグラウンドは、音楽しかない。
それならやっぱり、音楽に関わる人の取材もしていきたい。


そんなことをずっと考えていたこの春休み、ある企業家さんのこんな言葉に出会いました。

”どんな人もその人にしかないストーリーを絶対に持ってて、それって他の人からしたらすっごく面白い視点や考え方なんだけど、本人は一番それに気づけないもんなんだよね。”

これを聞いて、はたと気づかされたんです。
自分がこれまで音楽を通して出会った人たちの中に、インタビューしてみたい人がすでにたくさんいるということに。

で、そんなこんなで勢いで投下してしまったのが冒頭のツイート、というわけでした。

正直けっこう無謀だったかなとは思っています。(笑)

特定のテーマが決まっているわけでもなく、140字の中にこの記事に書いているような内容を詰め込むことができるわけでもなく、というかそもそも自分からインタビューされたいって言ってきてくれる人なんてなかなかいないだろうな、なんて後から思ったりして。

でもやっぱり、身近な人にこそ、改めて音楽やご自身についてのお話を聞いて、長く知り合いの人でも、「この人実はこんなこと考えてたんだ」、なんて新しい発見ができて、それを文章にして可視化できたら。


こんなに幸せなことはありません。

そして実は、この記事を書いている今日までになんとすでに3人の方にインタビューをさせていただきました!!!

実際やってみると、やっぱり楽しい、久々のインタビュー。

そして予想通り、それぞれの音楽そのものや音楽業界に対する熱い想いや、その人オリジナルの経験から形造られる考えなどをお聞かせいただいて、
毎回感激しちゃいました。
3人の音楽家さん、本当にありがとうございます!!

オリジナル15

3.私が音楽人をインタビューしたいワケ

ところで、クラシック音楽の音楽家で雑誌などのインタビューを受ける人というのは、正直かなり限られた少数の有名なアーティストだけだったりしますよね。

でも、日頃から音楽系の知り合いや同級生と話していると、
この人の話、記事にしてみたらすごく面白そう!とか、
この人は、悩みながらも本当に頑張っているんだな、
なんて思うことが本当にたくさんあって。

トピックに関しても、多様なバックグラウンドを持った音楽に関わる人が、縛りのない中でもっとフランクに自分の話したいテーマを中心にガッツリ喋る、みたいなインタビュー記事もあって良いんじゃないかと。

普段から音楽についてなんとなーく考えていることとか価値観とか、
自分の音楽活動の根底にある想いとか、
音楽業界に対してもっとこうなれば良いなあと思っていることとか、
コロナ禍で考えたこととか、
自分から発信するのは恥ずかしいような演奏に対する熱い想いとか。

自分では大したことじゃない、と思っているようなことでも、可視化してみると意外と面白かったりします。

また、インタビューという形式で他人が話を聞くことで、話す方にとっても自分の考えや想いに関する新たな気づきがあったりするんじゃないかと思います。

SNSを見ていると、普段から思っていることや考えていることを自分からどんどん公に発信していくタイプの人もいれば、そういうのはちょっと恥ずかしいというか、内面に秘めておくタイプの人もいますよね。

もちろん、自分で自分のことをガンガン発信していける人はすばらしいと思うのですが、自分のことを公に向けて言葉にすることが少ない人の想いも、私はみんなに知って欲しいなと思います。

何度でも言いたいのは、
どんな人も、誰かにシェアする価値のある経験、熱い想い、オリジナルなストーリーを、必ずひとつは持っている。

これは今まで音楽をやっている人と直接関わってきた私が、
間違いなくそうだと確信していることです。

そして私の書く記事が、微力ながら少しでも音楽家さんのキュレーションにつながったり、新たな出会いを生み出すきっかけを作り出せたら、本当に本当に嬉しいです。

これが、私が音楽に関わる人=音楽人をインタビューしたいワケです。

ということで、この記事を読んでくださった音楽関係の方で、インタビューされるの興味ある!という方は、方法はなんでも構わないので、お気軽にご連絡ください。

そして私の知り合いの方々や大学の同期たちには、
今後こちらからオファーさせていただくこともあると思います。
その時は、話に乗ってくれると嬉しいな。

それでは、今回はこのへんで!

オリジナル10


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?