動物とお話できるドリトル先生シリーズの作者ロフティングの執筆のきっかけは第一次世界大戦でボランティア兵で従軍している際に負傷した軍用馬が治療も受けられないまま銃殺されていることでした。そこで軍馬について書いてみました。
第一次世界大戦の徴発馬
ロフテイングのいうとおり戦争が国家総力戦となった第一次世界大戦において、自動車がまだ普及していなかったため、軍隊の移動に必要な膨大な数の馬が徴発されており、悲劇的最後を遂げました。
太平洋戦争に徴発された馬
日本においても太平洋戦争時に多数の徴発馬が中国など海外に送られました。
徴発された馬の末路
太平洋戦争に従軍した馬たちは多くが病死しました。また敗戦となった際に戦勝軍により射殺されています。中国軍に引き渡しされてもいました。
内地の軍馬は払い下げられた
内地にいた軍馬は150円ほどで払い下げられました。屠畜され馬肉とされた軍馬もいたもようです。そうやって多くの馬は消えていきました。
沖縄戦下の軍馬たち 名城大学経済学部 大 瀧 真 俊
https://wwwbiz.meijo-u.ac.jp/SEBM/kaihou/no85/01_P1.pdf