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カスタネダとカチョーラ

スピリチュアルかいわいでは、世界的有名ですが、日本ではそうでもないカスタネダについて、まとめてみました。

有名なカスタネダの思想と技法

思想を知るための解説web

リンクです。


カスタネダのテンセグリティ、マジカルパス

カスタネダのボディワークだそうです。

カルロス・カスタネダ本人について

カスタネダの個人情報です。

「カスタネダの生年月日についての記述は実に様々で、
1925・1931・1935年のいずれかであるという説が最も有力。
生まれ故郷について本人は、ブラジルであると主張していたが、のちにペルーであることが判明。
大学教授であるはずの父親も、実際は、金属工師・時計職人であったことが確認されている。」

「1957年の日付で残されている「帰化嘆願書」には、
ロサンゼルス在住の商業画家とあり、
特徴については、目は茶色で黒髪、身長165センチ、
体重65.3キロ、ペルー国民で未婚と記されていたという。

芸術の世界を志し、順調に歩んでいたように見えた彼だったが、1959年に心機一転して、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で文化人類学を専攻するようになる。
その在学中に旅の途中で、かの有名なヤキ・インディアンの呪術師「ドン・ファン」と出会い、彼の元で修行を積むことになるのである。

1968年、その貴重なる経験を『呪術師と私』のタイトルで
発表すると、たちまちに全米でベストセラーとなる。
ヒッピーやフラワー・チルドレンと呼ばれる若者達がもたらしたカウンター・カルチャー・ムーブメントの渦中であっただけに、ニューエイジ運動の「ゴッドファーザー」と称され、教祖的な存在に祭り上げられたことは周知の事実である。

ドン・ファンのシリーズがベストセラーになり、
後半生、彼は弟子達を導いてゆくことにも力を傾けた。
しかし、最後まで後継者を見出せぬまま、
1998年、ロサンゼルスの自宅で死去した。」

https://www.bookclubkai.jp/portfolio/people4/

カスタネダの弟子 フロリンダ・ドナー・グラウ、タイシャ・アベラー及びキャロル・ティッグス

日本ではあまり知られていないカスタネダの弟子についてです。

カスタネダの師 カチョーラ

 カスタネダの著作では師はドン・ファンですが、そのモデルとされる実在の人 カチョーラについてです。

カスタネダの妻だったマーガレット・ラニヤンは、カスタネダがしょっちゅうどこかに出かけていたので、ドン・ファンにはモデルとなったインディアンがいるけれど、それを脚色したのだろう、書いています。

ヤキ・インディアンとトルテック・インディアンの血統を持つ有名なメディスン・マンのタタ・カチョーラ(Tezlkac Matorral Cachora)は、自分がドン・ファンのモデルであると語っています。

彼は、カスタネダを助けたけれど、自分のことを隠して「ドン・ファン」という架空の存在を作り上げたと。

そして、1968年以降は、カスタネダは狂ってしまったと。

ですが、実際には、カスタネダがカチョーラに会ったのは1969年のようです。

ですから、ドン・ファンにモデルがいたなら、それには多数のシャーマンがいたのでしょう。

ただ、ドン・ファンの重要な教えである「夢見」、「意図」、「忍び寄り」は、カチョーラからカスタネダが得たコンセプトであると言う人がいます。

https://morfo.blog.ss-blog.jp/2020-03-06

カチョーラのインタビューの翻訳記事抜粋です。

1958年頃から1968年までの10年間は
オリジナルの元々のものですが、
それ以降のものに関しては、カルロス・カスタネダが狂ってしまい、
意識がおかしな方向にいってしまったので、
まともなことは書かれていません。
私は彼を支え、助けようとしたのですが、
彼は自分がオアハカの渓谷(2010年世界遺産に登録)を
飛べるのではないかというぐらいの思いになってしまったのですね。
そして彼の行いで一番悪かったことは、
ドン・ファンという架空の存在をそこに立ち上げ、
私カチョーラのことをまったく説明せず、本の中で何も伝えていないのです。
彼はそのようにして多額なお金を手にしました。
彼の精神、魂はお金によって奪われてしまったのです。

アーカイブ残っていません
http://www.bookclubkai.jp/interview/contents/top.html

カスタネダへのある評価

一例です。

ラテンアメリカのナワル ナワール

 ウイキペディアのナワルの記事と国立民族博物館に展示されているナワルです。

平井和正による二次創作

 平井和正により、カスタネダの思想を実在的にメインテーマのひとつとするSF小説が書かれていました。


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