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一般人による論文の読み方

普通の人にはとっつきにくい論文の読み方についてです。


ちょっと難しい一般人に教える科学論文の読み方

以下の方法が紹介されています。

でも普通の人には難しい。もっとやさしい読み方がありました。

学生による論文の読み方

学生向けに図解しているものがありましたので紹介です。

学生向け論文の読み方関連まとめ

あなただけではない:科学論文は読むのが難しくなっている

英語論文でさえ一般人には読むのが難しくなっているそうです。

2015年の論文は19世紀の論文より読むのが困難である−そしてその理由は単語だけのせいではない、Philip Ballがいう

スウェーデンの研究チームが現代の科学テキストは一世紀前より人を寄せ付けないことを示唆する。まったくだ。例えばNatureを無作為に取り出すと、要約に以下のような文章を発見するだろう:

ここに我々はマウスではDND1が、主にmRNAの3’非翻訳領域にあるUU(A/U)トリヌクレオチド配列に結合し、そして直接CCR4-NOTデアデニラーゼ複合体を動員することで標的mRNAsを不安定化することを示す

しかしカロリンスカ研究所神経科学者William Hedley Thompsonとその同僚が彼らの解析で取り組んだのはこの種の専門用語だらけの文だけの問題ではない。122の主要雑誌に1881年から2015年までに発表された70万以上の英語の要約を点数化した。彼らの研究はリプリントサーバーbioRxivに3月28日に発表されたが、増えているのは専門用語だけではないことを示唆する。

著者らによると「一般科学専門用語」つまり技術用語ではないが科学論文の標準的語彙としてよく使われる多音節の単語が増えている。頑健な‘robust’, 有意な‘significant’, さらに‘furthermore’および背景にある‘underlying’といった日々使うが特に科学文献に多い単語を含む。これらの単語そのものが曖昧なわけではないがそれらが多くなると文章を読むのに精神的負荷が大きくなる。

Thompsonらは読みやすさの標準指標、単語当たりの音節数や一文当たりの単語数、一論文当たりの予め定義された標準用語以外の単語の数などを使って文章を調べた。これらの指標では傾向は極めて明確で、1881年以降読みやすさは著しく減少している。

(略)

ではどうやったら科学論文の読みやすさを改善できるのか?まず最初に魔法のように上手に書けるようにはならないことを認識すべきである。論文案を最初に書くのは研究チームの若いメンバーであることが多く、良い文のモデルを知らず既存の雑誌を見習って書く。そして彼らはジャーゴンに溢れて複雑なものが科学論文だと思う。それが原因の一つであろう。ではどこに良い文のモデルがある?必ずしも科学者とは限らない良いライターがどこにでもいる。洗練された読者が洗練された書き手を作る。学生達にNatureではなくDarwinやDawkins やDickensを薦めてみたら?

https://uneyama.hatenadiary.jp/entry/20170331/p14
It's not just you: science papers are getting harder to read
https://www.nature.com/articles/nature.2017.21751

エビデンスに注意

論文の再現性

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