この人たちは西洋の妖怪軍団だな…
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2019-05-23
目を覚ますと“それ”はいた。
布団の両側でわたしの体を押さえつける、ずしりとした生温かい感触。だめだ、まったく身動きがとれない。寝ぼけた頭でも、それが危険な状況であることくらいは理解できた。しかし時すでに遅し。わたしの意識はみるみる遠のいていった…
…次の瞬間、再び目を覚ましたわたしは慌てて時計を確認する。やはり、わたしは一瞬にして「1時間後の世界」にタイムリープしていた。なんてことだ!現代の技術では過ぎた時間を取り戻すのは不可能だというのに!非常にまずいことになった。狼狽えながら布団の上に目をやる。恐るべき“それ”の正体は…
…2匹の猫であった。
これが今朝の寝坊の顛末である。
ごめんなさい。
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2019-05-24
5月なのに真夏日の予報という明日の理不尽さに徹底抗議するため、日記のストライキ宣言を行おうとしたが、途中でそれ自体が日記になってしまうことに気づいた。水と塩を忘れずに出かけよう。
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2019-05-25
今日は松本の某大型クラフトイベントでお仕事。
前日の抗議活動がそれなりに功を奏したのか、気温の上昇は想定よりも穏やか……と、ほっとしたのも束の間、お昼ごはんのカレーを白いTシャツに落下させたために、お腹にちょっと汚い黄色いシミをつけたまま接客することに。
ドナルド・トランプなら汚い言葉のひとつやふたつ出るところ(偏見)だったが、いたって冷静に、速かに、シミ抜きの練習にちょうどいいと発想を転換する。
わたしは何事においても、はじめる前にウジウジと思案し、やってみると案外上手くいき、万が一問題が起きてもわりと動じないタイプだ。
今回の失敗はワクワクして焦ったのが原因。カレーもウジウジと思案してから食べるべき、というのが今日の学びである。
ちなみに、ちょっと汚い黄色いシミのついた私は幸いほとんどのお客さまにスルーされたが、ひとりふらっと立ち寄った幼児のお客さまにだけガン見された。
不潔で申し訳ございません。
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2019-05-26
※2日連続のイベント出店で頑張ったのでサボる
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2019-05-27
土日の仕事で疲れたので、家でずっとゴロゴロ。
暇つぶしに映画「ソーシャル・ネットワーク」を鑑賞。Facebookの創設者マーク・ザッカーバーグの伝記的な作品。観るのは2回目なので、初回ではテンポが速くて見落としていた細部も理解でき、より深く楽しめた。
この作品からは、アメリカという国の「人間の人間による人間のためのシステム」が透けて見える。その点、日本はもっとジメジメ鬱蒼としていて、自然に支配されがちな国だと思う。八百万の神だけでなく妖怪から微生物まで、人間以外の存在感が強い。私は日本のそういうところが好きだ。
さらに暇つぶしついでに、レディオヘッドのライブレコーディングも鑑賞。
この人たちは西洋の妖怪軍団だなと再確認する。
私も世の中に対して、このように働いていきたい。
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2019-05-28
何か書きたいことがあった気がするけど、お手製のミートボールをホクホク頰張りながら、ビールを飲んだら忘れた。思い出そうとあれこれ書いて推敲した結果、こんなことを書くのに2時間もかけてしまった。なにやってんだ。まあいいか。
今日のどんよりした空模様のせいにしておこう。
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※この日記はTwitterでつぶやいた一週間分のネタをまとめたものです。