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悩み

「愚者は経験を学び、賢者は歴史を学ぶ」と言う言葉を聞いたことがある。

私は歴史とりわけ学校や受験勉強の暗記の歴史は好きではなく、歴史マニアでもない。

昨夏、鎌倉に出掛けた際、今、NHKの大河ドラマで『鎌倉殿の13人』が放映されているんだと知ったくらいである。

そんな中、歩き巫女の台詞がネットを賑わしていたので、読んでみた。

歴史的観点からすれば歩き巫女に対する批判があるだろうが、大河ドラマしかも三谷幸喜作品と捉えれば深い言葉である。

以下、『Lmaga.jp』に掲載された吉永美和子さんの記事を引用・抜粋し、私が人生の岐路に立った時の道標として備忘録として記しておこう。昨夏に撮影した鶴岡八幡宮の手水舎を背景に。

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三谷幸喜脚本・小栗旬主演で、鎌倉幕府二代執権・北条義時を中心に描く大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)。9月4日放送の第35回『苦い盃』では、義時の父・時政と畠山重忠の対立と並行して、三代目鎌倉殿・実朝の苦悩するさまも描かれた。

不安を抱える実朝は、義盛と巴の館へ向かう

後鳥羽上皇の従姉妹・千世と結婚した実朝だが、表情は浮かないまま。実朝は気晴らしのため、義時の息子・泰時をお供に、楽しく過ごした記憶のある和田義盛と巴御前の館を再訪する。

義盛が「面白いところにお連れしましょう」と、実朝と泰時を案内した先には、老いた歩き巫女(大竹しのぶ)がいた。巫女は実朝に向かって「雪の日は出歩くな」と忠告し、さらに実朝は巫女に、今回の結婚を含めて、すべてが自分の関わりないところで決まっていくことに対する不満をぶつける。

すると歩き巫女は、「お前の悩みは、どんなものであっても、それはお前ひとりの悩みではない。はるか昔から、同じことで悩んできた者がいることを忘れるな。この先も、お前と同じことで悩む者がいることを忘れるな。お前ひとりではないんだ、決して」と告げる。その慈しみの言葉に、実朝は目に涙を浮かべるのだった。

巫女の言葉は、三谷幸喜からのメッセージ

また巫女が実朝に伝えるメッセージは、実は三谷幸喜のオリジナルミュージカル『日本の歴史』の劇中歌の歌詞にも使われた言葉ということが、この舞台に出演した新納慎也(鎌倉殿では全成役)が自身のツイッターで種明かし。殺伐としたこのドラマには珍しく、観た人を元気づけるエールのような台詞となっていた。



『鎌倉殿の13人』の放送はNHK総合で毎週日曜夜8時から、BSプレミアム・BS4Kでは夜6時からスタート。第36回『武士の鑑』では、実朝からの下文を得た時政が御家人たちを招集する一方で、板ばさみとなった義時の苦闘も描かれる。

文/吉永美和子
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