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Z世代の議論に感銘を受けた話

ポリタスTVというYouTubeメディアがあるのだが、8月20日の配信が素晴らしかったので紹介したい。

ポリタスTVは曜日ごとに番組担当者がいて、毎回テーマが違う内容をYouTube配信しているソーシャルメディアである。
火曜日は塚本ニキさんという英語通訳・翻訳者の方が司会進行をしている。

20日の番組は政治に関わる活動をしている海外の若者3人をスタジオに呼び、司会進行の塚本ニキさんと能條桃子さんで、彼らの活動やそれぞれの国の政治情勢、社会課題について話を聞くという内容だった。
ニュージーランドの地方議員、デンマークの政党青年部、台湾青年民主協会からの3名は能條桃子さんの共通の友人ということで、たまたま奇跡的に3人が東京にいるということで実現した企画だとのこと。

それぞれの話の内容が興味深いだけでなく希望に満ちていて元気がでる。
全編ほぼ英語だが、塚本ニキさんが素晴らしい日本語字幕をつけてくれているので英語だからと躊躇せずにみてほしい。

以下は特に印象に残った言葉。

「選挙権がなくても民主主義を体感することで責任ある市民になれる」

「何も変えられないといわれても変えられると信じていた」

「選挙への影響を恐れず、ただ社会をよくしたくて権力の座に就く人が必要。重要なのは議歴に座れるかじゃなくその議席から何をするか」

「社会運動は『関心』だけでなく『希望』も広めなければいけない」

「意味ある変化は日常からつくられると発信しなければならない」

3人の話には学びが多いだけでなく、多くの希望を見出すことができた。
これを単に若者の話とするのではなく、自分ごととして大人世代も身近にある小さなことから実践していくことが世界をより良いものに変革することにつながるのだろう。

8月27日の夜7時までは無料で視聴可能、それ以降の視聴は有料メンバーシップ登録が必要。
(追記:この配信回好評だったらしく、しばらくは無料で視聴できることになったようだ。何度見ても学びがあるからまた見るつもり。)


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